◇88年比9.4ポイント増 理由は「友達受けるから」、大幅増の22.4% 友達が受験するから私も--。07年に中学受験すると答えた東京23区内の公立校の小学6年生の受験する理由は「友達が受験するから」が22・4%で、19年前の4倍に上ったことがベネッセコーポレーションの調査で分かった。自分で受験を言い出した割合は34・7%で9・4ポイント増えた。同社は、99年に公立中高一貫校の設置が始まってから選択肢が多様になったことが背景にあるとみている。 同社は88年と07年、公立小の6年生約900人と保護者にアンケートを実施した。中学受験すると答えたのは両年とも約300人で、結果を比較した。 受験を最初に言い出した人は、最も多いのは母親で88年が46・2%、07年が47・5%。「子ども自身」は88年は25・3%だったが、07年は34・7%に増えた。一方、父親は19・2%から13・1%と6・1ポイント