牛乳とドーナツ 冷蔵庫で冷やされパキパキに固まった砂糖が鱗みたいにまとわりついているドーナツを取り出すと、マグカップに牛乳を注ぎ、少し時間を置く。 読みかけた本のことか、はたまた別のことか、何かを考えながら惰性でドーナツを食べてしまい、それを牛乳で流し込むのを忘れた…
この本は何か? 日本で発刊された、現在においても最も行き届いた「外来語辞典」とひとまず言うことはできよう。 しかし、たったそれだけなら「読書猿する」ことはない。 ここから先は、『荒川・外来語辞典』自身が語ってくれるにまかせるべきだろう。 「本辞典編集にあたっての基本方針を、自序からいくぶん敷衍して述べてみたい。 おう、どんとこい! 1 本辞典は著者の知識がありあまって人に教えたいから書いたものではない。著者自身がわからないために、たずねまわって研究してできたものである。……(略)。 ボクシングの試合なのに、いきなり回し蹴りを喰らったような衝撃である。 これとは正反対に、知識が足りなくてしょうがないのに「人に教えたいから書いてしまう」連中が、「学もないのに道を説く」連中が、いかに多いことか。 2 昨今、時々、外来語排斥の声を聞く。しかるに日本民族全体が外来者であり、日本語は外来要素の混交によ
先日の死亡事故を受けて、フルーツこんにゃく製造元「マンナンライフ」を攻撃する一部消費者団体、そして消費者行政担当相の野田聖子の鼻息が尋常じゃないのでずっと気になっていた。 ・こんにゃくゼリー自主回収検討を 野田氏、製造元に要請 野田聖子消費者行政担当相は2日、こんにゃくゼリーをのどに詰まらせる死亡事故が相次いでいるため、製造元の食品会社「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の鶴田征男会長ら幹部を内閣府に呼び、商品「蒟蒻(こんにゃく)畑」の自主回収を検討するよう要請した。マンナンライフ側は「検討させてほしい」と答えた。 当初言われていた「製造中止の要請」については今回は触れなかった?ようだが、 また、内閣府によると、鶴田氏は「この商品はいつかは消える運命にあると思う」とも述べ、将来的な販売中止の可能性も示唆したという。 という記述もあり、事実上この製品だけでやっている同社の将来と、トップシェア商
1■Koji Sakurai / Delight (4:38) 2■Fantastic Explosion / Ten Chu Satsu (6:02) 3■Midnight Bowlers / Snake Out (6:50) 4■Arche-Type / Bobbejaanland (4:53) 5■Sunscript / Bury Bust Under The Rag (4:35) 6■Tatsuhiko Asano + Fulkram / The Cycling Circle (4:35) 7■2600 Men Drummers / Drums And Romantic Adventure (5:58) 8■ARM / A Reconstraction Music (5:32) 9■Strange Garden / Black Jam (8:57) 10■Tagomago / Su
1. 3月9日:妙な夢を見る。どこだかわからないけれど狭くて暑苦しいところに閉じ込められている。僕が演じている人間はどうやら少しばかり焦っているようで、周りに手を伸ばしたり引っ込めたりしては何かがちゃがちゃやっている。周りは暗くてよく見えない。どちらが上でどちらが下なのかもよく分からない。妙な夢だ。 3月27日:半月ほど前から毎晩見るようになった例の夢が少しずつ変化していることに気づいた。周りがぼんやりとした灰色へと変わり暑苦しさが増していく。僕はいっそう手の動きを早める。 4月10日:昨日の夢。いつのまにか僕は手のがちゃがちゃを止めていた。静かだ。いや、周囲の音が大きすぎて耳が麻痺しているのかもしれない。 4月12日:夢。周りが真っ白になったかと思うと黒地に青っぽい緑っぽい何かが一瞬だけ見えたような気がして、それで目が覚めた。 4月20日:そういえばあれからいちども夢を見ていない。 2.
僕は18才になる妹と二人暮らしをしている。僕が高校生三年のときにやってきた妹と僕の間に血の繋がりはない。妹は7月に身体を壊して僕の部屋で療養している。そんな妹がひと月ほど前からお弁当をつくり始めた。今朝も早起きしてキッチンを賑やかにしている。朝六時半。眠りから覚まされた僕はシルクのパジャマを脱いでタンクトップを着てキッチンへ顔を出し声をかける。「あまり無理するなよ。また身体を壊すぞ」 「あ、お兄ちゃんオハヨー。大丈夫!大丈夫!もしかして…起こしちゃった?」上目遣いで僕に許しを乞う。「ちょうどいい目覚ましになったよ…」と僕。妹の笑顔が弾ける。「てへへゴメーン。それよりお兄ちゃん見て見て!これー!」「やれやれ参ったな。気が済むまでやればいいさ」そういって傍らに立ち、すっと覗きこむ。妹は白いエプロン姿で両手を後ろで組みもじもじしている。 妹の左手の指の先にあるフライパンのなかではウインナーが三つ
ナタリー PowerPush - 電気グルーヴ アルバム誕生エピソードから不味い蕎麦屋の話まで! 本音トーク満載のロングインタビュー 連日更新中!(10月9日第2回更新) 21世紀初のオリジナルアルバム「J-POP」で世間を騒がせた電気グルーヴが、今度はわずか6カ月のスパンで早くもニューアルバム「YELLOW」をリリースする。夏フェス出演などの精力的な活動を経て生み出されたこの作品には、ますます良い具合に肩の力が抜けた2人の自然体の魅力がたっぷり。音数を削ぎ落としたシンプルなアレンジ、アナログシンセによる太い音色など「J-POP」でみられた特徴的な音作りはそのままに、前作とはまったく異なった印象を与えてくれる1枚だ。 ナタリーではニューアルバムの発売を直前に控えた石野卓球とピエール瀧にインタビューを決行。新作についての話題を中心に、電気グルーヴとしての今後の展望や現在の音楽シーンの状況、そ
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