タグ

2010年12月6日のブックマーク (3件)

  • 身分 - 〈B術の生態系〉Bな人のBな術

    この物件が、美術界の一部で、そして大きなおともだち(大友)の一部で話題だ。 日曜日朝の所謂「ニチアサキッズ」の時間帯、4〜6歳女児のテレビ視聴率が40%を超えるプリキュアシリーズの、現行「ハートキャッチプリキュア」後期のOPと、前作「フレッシュプリキュア」前期のEDが、これのOPとEDの主な「ベース」になっている事は明らかだ。「シックスハートプリンセス」OPの最後の3人の決めポーズは、HCのブロッサム、マリン、サンシャインのまんま「トレース」だし、EDはEDで、モーションアクターが、フレッシュのドーナツ屋「カオルちゃん」の中の人だったり、またそれ以外にもその他のシリーズの要素が処々に色々と混ぜられている。いずれにしても、それら「家」を「彷彿」とさせ、見ている者の頭の中にそれらを思い浮かばせ、喉までその名前を出掛からせる(喉から出てしまっても良いのだが)事をこの物件は狙っていて、逆にそうな

    身分 - 〈B術の生態系〉Bな人のBな術
  • 浅田彰【同性愛はいまだにタブーか】

    先月号で櫻井よしこが指摘している通り、有森裕子とガブリエル・ウィルソンの結婚をめぐるマス・メディアの騒ぎは、むしろ日社会の性意識の遅れを露呈することになった。人間の性的指向は多様であり、ゲイだからといって異常ということはないし、女性と結婚するのが珍しいわけでもない。そんなことはもはや常識だ。また、そう考えたからこそ、有森裕子やその家族は相手がゲイだ(った)ということを知りながら結婚に踏み切ったのであり、ガブリエル・ウィルソン自身も記者会見の場で自らゲイだ(った)ということを明らかにしたのである。その発言に飛びついて「スポーツに没頭して男を知らない女がゲイにだまされた」というような下劣な騒ぎかたをした日のマス・メディアの時代錯誤には、唖然とするほかない。 だが、事はマス・メディアだけの問題ではなさそうだ。三島由紀夫との同性愛関係を私小説的に綴った福島次郎の『三島由紀夫 剣と寒紅』が、三島

  • タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ

    『バリバラ〜バリアフリー・バラエティー〜』をご存知だろうか? 僕もこことかこことかここで紹介しているが、NHK教育テレビの番組『きらっといきる』の中の月一コーナーである。 これは作り手も司会も演者も、障害者*1が中心となった日テレビ史上初の障害者バラエティ番組だ。 そんな『バリバラ』が12月4日2時間特番『笑っていいかも!?』として放送された。 そしてこれは想像していたより遥かに「教育テレビ気」を感じさせてくれる濃密で凄い2時間だった。もちろん色々なことを考えるきっかけになったし、なにより素晴らしいのは、障害者云々無関係に、抜群に面白いことだ。何度爆笑したことか。 たとえば「日一面白い障害者を決める」という企画『SHOW−1グランプリ』。 そこに登場した脳性まひの障害を持つ2人、周佐則雄、DAIGOによる「脳性マヒブラザーズ」によるコント「お医者さん」。 医者: 次の患者さん、ど

    タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ