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2012年5月14日のブックマーク (2件)

  • 新田『アメリカ文学のカルトグラフィ』:あんまり認知地図になってません。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    アメリカ文学のカルトグラフィ ――批評による認知地図の試み 作者: 新田啓子出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/04/19メディア: 単行購入: 1人 クリック: 49回この商品を含むブログを見る 批評による認知地図の試み、というんだが、あまり認知地図にはなっていない。あとがきで、ジェイムソンが認知地図というのはケヴィン・リンチ『都市のイメージ』が発端だと述べているということが書かれているんだけど、それに20年も興味を持ったのであれば、そのケヴィン・リンチが何をやったのか読んでほしいなあ。都市のイメージは(改善の余地はあるけど)邦訳もあるんだから。書では原題が挙げられているだけで邦題もあがっておらず、伝聞として書かれているところを見ると、リンチを読もうと思ったことさえないようにもうかがえるんだが。 都市のイメージ 新装版 作者: ケヴィンリンチ,Kevin Lynch,丹下健

    新田『アメリカ文学のカルトグラフィ』:あんまり認知地図になってません。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 成長物語くそくらえ - 石川博品『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』 - 魔王14歳の幸福な電波

    読んでよかったー! 「ライトノベルって何ができるの? 既存のジャンルを縮小再生産して萌えを振りかけた寄せ集めじゃないの?」って聞かれたら、今度からこの小説を突き出してやります! ひと昔も前、他のジャンルも読めるのにあえてライトノベルを読んでいたような時、私はきっとこういう作品を求めていたんだろうなと思います、ほんと。 最近は年に数冊しかライトノベルを読まなくなったので、私が作に出逢えたのは幸運な巡り合わせだったと思います。購入のきっかけになった紹介を書いてくれた人にはお礼を言いたいくらいなのですが、肝心な記事の在処が忘却の彼方なのが残念です。あ、あと物忘れのひどい私が積読状態の作のことを思い出して実際読むまでこぎ着けたのは、だいたいid:srpgloveさんの不定期なネルリ推しのおかげでだと思うので、こちらもお礼を言っておきます。どうもありがとうございました。 内容あらすじ。ソヴィエト

    成長物語くそくらえ - 石川博品『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』 - 魔王14歳の幸福な電波
    murashit
    murashit 2012/05/14
    あの乖離のなかでたまに出てくるアツさみたいなのが違和感があって微妙だった(んだけど2巻ではそのあたり上手くまとまってた感あった)