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ブックマーク / aizilo.hatenablog.com (3)

  • 「芸術作品が鑑賞者の心を表現するとき:分析美学とコリングウッド」資料公開 - #EBF6F7

    アメリカ哲学フォーラムで「芸術作品が鑑賞者の心を表現するとき:分析美学とコリングウッド」という発表を行いました。 たとえば、私たちは特定のポピュラーソングを指して、自分の感情を(自分ではうまくできなかった仕方で)うまく表現していると言うことがありますが、そのような現象の内実を探究する内容です。 こちらで発表資料を公開しておきます。 なお、偶然にも、同種の現象は先月出たばかりの源河亨さんの新刊『愛とラブソングの哲学』でも扱われています(幸運にも、該当箇所はウェブで読むことができます )。 愛とラブソングの哲学 (光文社新書 1277) 作者:源河 亨 光文社 Amazon 今回の発表の目的は謙虚なものであると同時に、謙虚であることを促すものでした。 すなわち、ウォルトンとリベイロをはじめとする分析美学者の議論をコリングウッドが先取りしていること、より一般的かつ体系的な議論を行っていること、こ

    「芸術作品が鑑賞者の心を表現するとき:分析美学とコリングウッド」資料公開 - #EBF6F7
  • 「意図を明確化するとはどういうことか:作者の意図の現象学」あとがき - #EBF6F7

    応用哲学会誌(Contemporary and Applied Philosophy)に論文「意図を明確化するとはどういうことか:作者の意図の現象学」が掲載されました。 芸術制作を行為論の枠組みに位置づけ、現象学的アプローチから、芸術制作にともなうコントロールと自己知(意図知)のあり方を探究する内容です。 この記事では、あとがきとして、論文の舞台裏などの与太話を書いていきます。 内容はこんな感じです。 元となった発表との違い エピグラフについて 三つの問題系とのつながり 行為論 現代現象学 メタ哲学 以下、書きやすいように〈だ・である〉体で書きます。 元となった発表との違い 今回の論文は、昨年開催のワークショップ「作者の意図、再訪」の発表「創造的行為における意図とその明確化」に基づいている。 以上が発表資料だが、発表と論文はいろいろな点で異なっている。 一番大きな変化はパッケージングだろう

    「意図を明確化するとはどういうことか:作者の意図の現象学」あとがき - #EBF6F7
    murashit
    murashit 2023/06/29
    グエンが引かれてる
  • ティ・グエン「芸術はゲームだ」 - #EBF6F7

    松永伸司『ビデオゲームの美学』の帯には「ビデオゲームは芸術だ!」というキャッチフレーズが用いられている(松永さんではなく編集者の言葉らしい)。 今回訳出して紹介するのは、これとは対照的に、「芸術はゲームだ」と題されたティ・グエンの記事である(なお、ビデオゲームではなく広義のゲームが扱われている)。 グエンの問いは簡単かつ素朴だ。 芸術鑑賞において、なぜ私たちは正しさ(正しい理解や判断)に関心をもつのか。 なぜ正しさを気にせず、自由に、好きなように楽しまないのか。 この問いに対して、グエンはゲームにおけるモチベーション構造を分析し、それを芸術鑑賞に応用することで応答を試みている。 議論を通して浮かび上がるのは、芸術鑑賞とゲームプレイとの共通点、また芸術鑑賞と正しさに関心をもつ他の多くの領域(科学や倫理など)との相違点である。 議論の過程でなされる、「バカゲーム」と呼ばれる種のゲームやロックク

    ティ・グエン「芸術はゲームだ」 - #EBF6F7
    murashit
    murashit 2021/11/08
    じ、人生……
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