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2021年11月8日のブックマーク (4件)

  • あんたとデカいことがしたい - ちょっと長めのツイート

    ◆今朝、LINEが1つあった。 そして私は、一日仕事に手がつかなかった。 ◆時刻を見てほしい。もうそろ空も白んでくる頃だ。私がこれを見たのは朝6:30。寝起きの頭が虚ろな頃にこれをぶち込まれてみろ。どんな劇物よりも重い。 会社への道すがらには小学校・中学校があり、青い学生たちがきゃんきゃんしている。その中を、皺まみれのスーツに身を包んでとぼとぼと歩いていく。私の頭にはずっと、朝の言葉がよぎり続ける。何だ、”デカいこと”って。何だ、どんなことなんだ……。 ◆ああ、つまらない大人になってしまった。くだらない人になってしまった。あんなこといいな、できたらいいな、なんてことが、全く浮かばない。今日の仕事はなんだっけ、出社めんどくさいな、働きたくないよ、中学生たちが眩しいや……。 私が中学生だった頃って、何を考えていたんだろう。何になりたかったんだろう。何かもっと”デカいこと”を考えていなかったか?

    あんたとデカいことがしたい - ちょっと長めのツイート
  • ティ・グエン「芸術はゲームだ」 - #EBF6F7

    松永伸司『ビデオゲームの美学』の帯には「ビデオゲームは芸術だ!」というキャッチフレーズが用いられている(松永さんではなく編集者の言葉らしい)。 今回訳出して紹介するのは、これとは対照的に、「芸術はゲームだ」と題されたティ・グエンの記事である(なお、ビデオゲームではなく広義のゲームが扱われている)。 グエンの問いは簡単かつ素朴だ。 芸術鑑賞において、なぜ私たちは正しさ(正しい理解や判断)に関心をもつのか。 なぜ正しさを気にせず、自由に、好きなように楽しまないのか。 この問いに対して、グエンはゲームにおけるモチベーション構造を分析し、それを芸術鑑賞に応用することで応答を試みている。 議論を通して浮かび上がるのは、芸術鑑賞とゲームプレイとの共通点、また芸術鑑賞と正しさに関心をもつ他の多くの領域(科学や倫理など)との相違点である。 議論の過程でなされる、「バカゲーム」と呼ばれる種のゲームやロックク

    ティ・グエン「芸術はゲームだ」 - #EBF6F7
    murashit
    murashit 2021/11/08
    じ、人生……
  • 三原則の向こう側――『アイの歌声を聴かせて』が『イヴの時間』から受け継いだもの - ななめのための。

    記事は『アイの歌声を聴かせて』および『劇場版 イヴの時間』ブルーレイディスク特典ブックレットのネタバレを含みます。 未来、たぶん日。 ”ロボット”が実用化されて久しく、 ”アンドロイド(人間型ロボット)”が実用化されて間もない時代。 ――『イヴの時間』 〈未来は、意外と近くにある〉 ――『アイの歌声を聴かせて』 吉浦康裕監督が新作を――それもAIもの――ということで『イヴの時間』を想起した人はすくなくないと思います。作り手側にもそれを意図したのかは定かではありませんが、ポンコツAIことシオンが教室で黒板に書いた名字は「芦森」ですし、主人公サトミの家の近くのバス停は「潮月」海岸で、どちらも『イヴ』の重要人物の名前と共通しています。加えて『イヴの時間』と『アイの歌声』、どちらもカタカナ+の+漢字~とつづくタイトルです。さすがにこれは穿ち過ぎな見方かもしれませんが*1。 とはいえ、精神的な

    三原則の向こう側――『アイの歌声を聴かせて』が『イヴの時間』から受け継いだもの - ななめのための。
  • 読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

    学術出版の来た道 (岩波科学ライブラリー 307) 作者:有田 正規 岩波書店 Amazon 何気なく手に取ったこの、非常に面白く、ためになる内容だった。タイトルに「学術出版」とあるが、「学術書」というよりは「学術誌」(いわゆる「ジャーナル」)が主題だ。 私の予備知識は以下のようなところだった。 研究者は、論文を書くことで成果を発表し、そのことで業績を認められる。 論文は、エルゼビア、シュプリンガーなど一握りの出版社が刊行する学術誌に掲載される。 近年はインターネット上でアクセスできるようになっているが、論文数の急増、雑誌の購読料の高騰など、様々な構造的問題が指摘されている。 …ここまでは、自分も何となく知っていた。 しかし、ではそうした学術界と出版界の関係がどのように構築されてきたのか。なぜ、大手出版からたびたび研究者から非難を浴びながらも、そのビジネスを続けられているのか*1。学術書

    読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)