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ブックマーク / kejinan.hatenadiary.com (2)

  • ■ - 人生の諸問題に本と計算機で闘う日記

    高校生と思われる女の子が、ひたすら文章を書き連ねている掲示板がある。思い出と日記と短い創作を、ひと月くらいずっと書き続けているスレッドを、このあいだの退勤時に何かのきっかけで発見して、それを大事にブックマークしていて、その後さらに詳しく調べたら、ありがたい事に、彼女の友人がペンネームをポロッと漏らしたツイートがあって、そこからツイッターのアカウントまで辿りつけたのだけど、だからといって自分のチンコを握ったその手で直接フォローするような無粋なことはせず、アドレスバーに直接入力しては、遠巻きにながめている。妄想の男がタクシー金払えばどこまででも行けたように、今じゃグーグルボットの歩むところは地続きだぜ。かれこれ200投稿くらいはあった気がする。ともかく俺はそれを見てとても満足だった、のが今日の昼。帰宅して一息つき彼女のツイッターを見たら書き込みを全部消したとか言っているのでいきなり急展開。俺視

    ■ - 人生の諸問題に本と計算機で闘う日記
  • 鯖まどか - 人生の諸問題に本と計算機で闘う日記

    翌朝の卓に生魚が並んでいるのを目にして、パジャマ姿のまどかは顔をしかめた。青い皮がギラギラと光って目を射し、こんな気分の朝には吐き気を催す。椅子を引きながら、いかにも不機嫌そうに尋ねる。 「パパ、なにこれ」 「鯖だよ」 父親はキッチンで手を動かしながら答える。母親はというと、平然とコーヒーをすすりながら鯖をつついていて、無頓着だなとまどかは思う。 「うん……なんで朝から鯖なの」 イライラとテーブルに視線を落としながらそう呟くと、父親は手を止めてまどかに向き直った。 「それはこっちの台詞だよ。……昨日さやかちゃんが死んだよね?」 予期しない言葉にハッとして顔を上げると、父親が苦々しい顔でまどかを見つめていた。 「マミさんの時は目玉焼きなんて簡単に作れる料理があったからよかったんだけどね。最近の子は周りのことも考えずに青髪だなんて、いったい僕に朝から何を作れっていうんだ……鯖がなけりゃ朝から

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