おまえら…おまたせした ^し^ 野中作画、語っちゃうぜ 初期の野中作画をとりあえず整理していく (1)初期:アゴガクガク/予備動作の芝居 この時期の作品は、「ゼロの使い魔F」「ゆるゆり(1期)」など、2011年前後のものです。では、その作品内でどのような特徴があるか。 <1、アゴガクガク> (■「ゼロの使い魔F」2012/TV #12) 姫様とルイズの口げんかシーン(後に手も出る) さて、野中さんの初期から今に至るまで変わらぬ特徴があります。それは、「頭部(顔)~肩の芝居」を他のアニメーターよりも重視していることです。これは姫様との口げんかのシーンですが、その怒りを上半身、とくに顔(アゴ)を激しく、小刻みに動かすことで表す。最後の方では、手に力が入って腕がピンと伸びた結果、肩の位置が上がっていますね。これも上手い。 顔は動かず口パクだけの作画が多い中で、これだけ情緒たっぷりに動かすことがで