山口那津男・公明党代表 政府で平和安全法制(安全保障法制)をつくって現行憲法に基づいてギリギリの解釈を定めた。それ以上の武力行使をやるんだったら憲法改正しかないというところまでつくった。平和安全法制が現行憲法の下でどれだけこの国を守り、国際貢献に役立つのかをしっかり見ていく必要がある。いま直ちに9条を改正する必要はない。9条をきちんと維持していくのが基本だ。(BS朝日の番組で)
山口那津男・公明党代表 政府で平和安全法制(安全保障法制)をつくって現行憲法に基づいてギリギリの解釈を定めた。それ以上の武力行使をやるんだったら憲法改正しかないというところまでつくった。平和安全法制が現行憲法の下でどれだけこの国を守り、国際貢献に役立つのかをしっかり見ていく必要がある。いま直ちに9条を改正する必要はない。9条をきちんと維持していくのが基本だ。(BS朝日の番組で)
公明党の山口那津男代表は4日、愛知県岩倉市の街頭演説で「社民党と共産党以外は憲法改正を否定していない。もうすでに憲法改正を否定しない政党は(衆参両院で)3分の2を超えている」と述べた。その上で、「民進党や共産党が『3分の2を取らせない』と盛んに言っているが、何のことを言っているのかよくわからない」とし、憲法改正を争点だとする野党側を牽制(けんせい)した。 また、山口氏は「公明と自民で基本的に憲法改正に対する考え方が違っているところがある」とも指摘。「どう改憲するかは合意ができるような状況ではなく、与党だからといって、すぐに憲法改正を進める議論にはいかない」と、憲法改正に前向きな安倍晋三首相との違いも強調した。 集団的自衛権の行使を認める安全保障法制への協力に続き、「改憲勢力」とくくられることに支持層から不安や不満が出ていることを意識したとみられる。
公明党の山口那津男代表は28日、BS日テレの番組収録で、自民党の憲法改正草案について「いろいろ課題がある」と述べた。具体的に何が課題かについては「(課題は)たくさんある」と語るにとどめ、踏み込まなかったが、「何一つ(改正発議に)集約していくような方向がまだ見えない。議論を深めていく努力をもっと時間をかけてやるべきだ」と話した。 9条改正については、「平和安全法制(安全保障法制)で現行憲法の解釈ギリギリのところを決めたので、その可能性をよく見極めることが大事だ」と否定的な見解を示し、「すぐに(政治)課題にのせられるとは思わない。政党だけが勝手に(改正へ)リードしていくのは行き過ぎだ」として、国民的議論が必要だと強調した。
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