20世紀最高の巨匠の一人。 直接教えを受けたわけではないのだが、彼の楽器に出会ったことは楽器作りをやっていく上で非常に大きなターニングポイントとなったことは間違いない。 ストラディヴァリ研究に関しても独自の観点から深い考察を見せ、同じくストラド研究の第一人者であったsacconiとも親交が深かった。 オイストラフ、メニューイン、リッチ、ミルシュタインなど20世紀の巨匠達がこぞってPOGGIの楽器を求めたことでも知られる。 10代で製作をはじめ91歳で死ぬまで、ひたすら作り続けた楽器はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ合わせて400本近くにのぼる。 ストラディヴァリが素晴らしいのは無論なのだが、300年前にいた、という完全に「歴史上の人物」である彼とは違い、同時代といっていい時代に生きて、これだけの音の楽器が作れる、という可能性を具体的に示しているという点で、現代という時代ににおいて楽器を作って
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