大阪に進出したテスラ・モーターズが用意する新型電気自動車の試乗車=12日、大阪市北区のグランフロント大阪 米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズは12日、関西初の営業拠点「テスラ西日本」を大阪市北区のグランフロント大阪に設けた。新型車種の試乗ができるほか、館内でEVの足回り部品などを展示する。 テスラ初の量産EVである高級セダン「モデルS」の国内での納車が年内に始まる見通しになり、西日本での販売活動を強化する狙い。モデルSの日本での販売価格は未定だが、米国では昨年6月から約7万〜10万ドル(680万〜970万円)で売られている。 テスラ・モーターズの高級EVスポーツカー「ロードスター」やモデルSのリチウムイオン電池はパナソニックが納入しており、グランフロント大阪にあるパナソニックのショールームに車台が展示されている。試乗は事前予約が必要(080・2050・7043)。車台