最近、チェロと同じようにエンドピンで床に立てて弾くビオラ、vertical viola(縦型ビオラ)というものがあることを知りました。 アメリカの弦楽器製作者カーリン・ハッチンスという人が考案したバイオリン・オクテット[Wikipedia.ja] という8つの弦楽器群の高いほうから4番目の楽器で、アルト・バイオリンとも呼ばれ、調弦はビオラと同じC-G-D-Aながらサイズがビオラより大きいため、チェロと同じように弾くのだそう。 実物を演奏するようすはハッチンスのドキュメンタリー映像(2:24あたり)で見ることができます。 この楽器、なんとあのヨーヨー・マもCD「ニューヨーク・アルバム」(1994)所収のバルトークのビオラ協奏曲を演奏するのに使ったのだそうです。この曲の哀切な叫びはチェロ編曲でなくこの楽器で弾いたほうがより表現できるのではないかと考えたのだそう[Baltimore Sun 19
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