2015年11月07日06:00 カテゴリ中国 オリジナルとコピーの“文化闘争” 中国が「コピー天国」であることは良く知られている。世界のブランド商品をコピーした中国製商品は到るところで安価で売られている。例えば、グッチのバックの偽造品は本物と区別が難しいこともあって、ブランド品の好きな世界の女性たちの間で人気を呼んでいるという。 ▲オーストリアのハルシュタット湖畔の風景(オリジナル)2015年11月5日、撮影 ただし、大国建設という「中国の夢」を抱く習近平国家主席は「コピー天国」という不名誉なタイトルを返上するために知的所有権の堅持を呼びかける一方、コピー商品の追放に乗り出している。北京発の共同通信によると、上海で来春、中国本土初のディズニ―ランドが開園されるが、それに先駆け、中国国家工商行政管理総局は5日、ディズ二―ランド関連のコピー商品追放のキャンペーンを実施すると発表したという。