iOS 7 に、新たなセキュリティー上の欠陥が見つかった。このバグを悪質なアプリやマルウェアが利用すれば、ユーザのタッチ操作やボタン入力を、ユーザーに気付かれることなくバックグラウンドでモニタリングできるというのだ。セキュリティー調査会社の FireEye によれば、iOS のマルチタスク機能に入り込んで自動的にユーザーのデータをリモートサーバに送信することが可能らしい。 この欠陥を実証するために、FireEye の調査員はこのバグを悪用したアプリを作り iOS7 を搭載したデバイスに直接インストールした。するとアプリはユーザーのあらゆる操作のトラッキングに成功し、キーボード、音量調整、電源ボタン、TouchID 認証イベントにいたるまで細かく盗み取ることができた。画面へのタッチ操作に至っては詳細な座標情報まで得られたという。 アップルは一週間ほど前にも重大なセキュリティー問題への対応を強
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