会社員と「それ以外」の社会とのギャップを探るべく、就職活動直前の現役大学3年生たちによる「会社員ってこう見える」レポート、「若輩から一言(このコラムができた経緯はこちら)。最初のテーマはいきなり「父と娘」です。 会社員としてコミュニケーションをとる相手は、仕事にもよりますが意外に狭いもの。ある程度決まった取引先と、過去の経緯を共有していることを前提に、かなり情報量を絞り込んだ効率的なやりとりをしていることが多いのではないでしょうか。 「会社員」としての発言を繰り返しているうちに、ある意味“楽”さに慣れ、それ以外の人との話が「なんで事情を一から説明しないといけないんだろう…」と面倒になったり、言葉数を惜しんで、誤解を招いてしまう、そんな恐れもありそうです。いや、もしかしたら、家族にも、自分の子供に対しても、「会社員としての話し方」で接していたりしませんか? もちろん、会社員であるかないかを問