埼玉県行田市の田んぼに、緑色の濃淡が異なる稲穂で絵を描いた田んぼアートが完成し、2.7ヘクタールの面積は世界一の広さだとしてギネス世界記録に認定されました。 ことしは2.7ヘクタール余りの水田に7種類の稲を植え、宇宙に飛び出す男の子と女の子や、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」などを描きました。 8日はギネス世界記録の公式認定員が水田を訪れ、田んぼの広さや稲の育ち具合などを2時間余りかけて審査し、その結果、世界一の広さだとしてギネス世界記録に認定されました。 行田市などが田んぼアートのギネス世界記録を目指したのは、おととしに続いて2度目で、ことしは6月と7月の2度の大雨で稲が水没するなどして生育が心配されましたが、行田市や農家などが別の苗に植え替えたり、肥料を与えたりして2回目の挑戦で認定にこぎ着けたということです。 田植えを行った地元の女性は「田植えで腰を痛めた人もいましたが、苦労が報われ