北海道警監察官室は7日、北見方面本部に勤務する20代の男性巡査長が、北見市内にあるスーパーのトイレの個室に、実弾入りの拳銃を置き忘れていた、と発表した。約1時間半後にスーパーの従業員が発見した。拳銃が使われた形跡はないという。 監察官室によると、巡査長は私服警察官で、捜査中だった。7日午後1時半ごろ、市内のスーパーでトイレの個室を使用した際、個室内の棚に腰に付けるウエストポーチ型の拳銃入れを拳銃が入った状態で置き、そのまま取り忘れてトイレを出た。同日午後3時10分ごろ、スーパーの従業員が拳銃を発見し、スーパー側が北見署に「モデルガンのようなものが拾われている」と届け出たという。 監察官室は「警察の信用を損なう行為で、深くおわびします。再発防止の徹底を図ります」とコメントした。同室は、巡査長が拳銃を置き忘れた経緯をさらに詳しく調べている。