北海道最後の私鉄として知られていたのが、三菱石炭鉱業大夕張鉄道線。40代の方ならご記憶の方もいらっしゃるでしょう。廃止されたのは1987年ですが、今も当時の車両が当時の駅に残されていて、三菱大夕張鉄道保存会が保存・修復作業を続けています。年に1度の「汽車フェスタ」というイベントが開かれたので、行ってみてきました。 貨車と客車6両が保存 三菱石炭鉱業鉄道大夕張鉄道線は、清水沢~大夕張炭山間17.2kmを結んでいました。大夕張炭山閉山後、1973年に南大夕張~大夕張炭山間が廃止され、清水沢~南大夕張間7.6kmに短縮されています。その後1987年に、南大夕張炭鉱の経営合理化の一環として全線が廃止されました。 南大夕張駅跡地に、当時の車両が保存されています。新千歳空港からクルマで1時間。かつての駅跡に到着すると、客車と貨車の計6両が連なっています。この日は「汽車フェスタ」ということで、ライブイベ