北海道のスキー場、星野リゾートトマムを中国の商業施設運営会社が買収することになりました。買収額は183億円です。トマムスキー場は最近は中国人客に人気ですが、今後は所有会社も中国企業になります。なお、運営はこれまで同様、星野リゾートが継続します。 1998年に施設の4割を5億円で取引 トマムスキー場は1983年に開業したスキー場です。占冠村と関兵精麦、ホテルアルファの出資による第三セクターにより開発されました。国鉄も開発にかかわり、北海道では珍しい駅直結型スキー場としても知られてきました。 しかし、バブル崩壊とともに経営難に陥り、施設の4割を保有していたホテルアルファ(のちアルファ・コーポレーション)は1998年に自己破産しています。 このとき、占冠村は5億円でアルファ・コーポレーション所有分のトマムの資産を買い取りました。民間取引なら25億円かかるところを、自治体が買収することで非課税とし
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