AIが正誤判断に使う情報の例として挙げたのは「ファクスで届いた書類は、スキャンされたデータよりも読みにくい」「横長の紙に書かれた文字列は長く、間違えが生じやすい」など。人間には何の変哲もないような情報だが、AI独自の審査基準で正誤判断を行うという。またOCR以外にも、音声やテキスト、画像などにも応用が効く技術であるとし、同社はCIの特許を出願中であるとしている。 「LLMでビジネスを戦っていく必要はない」 企業における生成AI導入の大きな課題であるハルシネーションに、独自技術で対策をとるAI inside。そんな同社は8月から、PolySphere-2に企業が持つデータを学習・ファインチューニングすることで、その企業オリジナルのSLMを構築できるサービスを提供している。 SLMとは「Small Language Mode」の略称で、日本語では小規模言語モデルといわれる。小さいパラメータ数を