1時間44分の“短い”大会報告 「共産党大会は、長年見てきておりますが、今回の習近平総書記の大会報告を一言で言い表せば、短い! 前回5年前の19回大会は、午前9時に始まって3時間以上、昼を過ぎてもまだ演説していた。それが今回は、午前10時に始まって昼前に、1時間50分くらいで終わった。 いま私の手元に草稿がありますが、たったの72ページでまとめてあります。その分、内容が濃くなったとも言えます。 前回の19回大会は、2段階の発展を強調していました。すなわち、2035年までの目標と、(建国100年の)2049とか、今世紀中葉までのことです。 ところが今回は、これから未来の5年をどうやって進むかということを強調していました。過去は何とかうまくいった。これからの中国式現代化というのは、人口が最大規模の現代化、共同富裕の現代化、平和的発展の現代化、国家安全を意識した現代化などであるわけです。 前回の
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