ビジネスや日常生活における様々なリスクについて、どう考え、どう対応しているかを伺うSAFETY JAPAN連続調査。No.43は、「食品安全保障」について報告する。 食料は私たちの生命の維持に欠くことができないものだ。ところが日本は、米以外の食料の多くを輸入に依存している。もしも輸入が止まったら、食べるものがなくなったら・・・。そこで、「食料安全保障」について不安を感じているかを、今回は聞いた。
第17回 福岡中学生いじめ、mixiプライバシー侵害にみる個人情報(2) ネット情報セキュリティ研究会会長 田淵 義朗氏 2006年11月21日 恋人同士のプライベートな写真が、心無い人間によってmixiに張り付けられる事件が起きた。mixiは日本最大の会員数を擁するSNSサイトだが、悪意のある人間が引き起こす行動を抑止できないでいる。世界最大のSNS、マイスペースが最近日本に上陸したが、人気のコミュニティーサイトの裏側で起こる深刻なプライバシー侵害事件に、対策はあるのだろうか。 今回の事件は、スポーツ紙やゴシップ雑誌などが興味本位で報じたほかは、新聞、TVなどで取り上げることはほとんどなく、一部週刊誌が掲載した程度だった。 こうした問題はネット社会特有の問題として何とかしなければという議論はあっても、結局のところ放置されているのが現状だ。本当にこのままでいいのか。 事件の経緯
ソフトバンクが携帯電話会社ボーダフォンを買収し、ソフトバンクモバイルと名を変えて再スタートさせたのが今年(2006年)10月初め。時を置かず10月24日には携帯電話の番号ポータビリティ制度が始まった。 念のため付記しておこう。番号ポータビリティ制度とは、携帯電話会社を変更しても、以前と同じ電話番号が使える制度。電話番号が変わることを嫌って電話会社の変更ができないというユーザーの意向を踏まえ、携帯電話市場の自由化、活性化を狙ったものだ。 ソフトバンクが移動体通信業界に参入することが発表された当初、マスコミや業界関係者は「各社の動きは横一列」でほぼ一致していた。ヤフー!BBを携えてブロードバンドに参入したときに価格破壊を呼び起こしたソフトバンクの孫正義社長も、今回の移動体通信業界では暴れることはできないと見られていたのだ。 ところが、番号ポータビリティ制度が開始する直前になって、孫
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興味深い話題を提供してくれるブログは信頼したいですが、どこまで信頼していいものなのでしょうか――。ブログの信頼度を調べる3つのテクニックをご紹介します。 先日発表されたあるネット上でのリサーチ結果によると、ブログやSNSを利用している人は、ブログやSNSの書き込みに対して信頼を寄せる傾向が高いようです(8月30日の記事参照。 実際、最近はネット上で情報を検索しているときに、ブログ記事に遭遇する確率が非常に高くなったと言われます。これまでのニュースサイトの情報は、比較的企業のプレスリリースや記者会見を元にした情報が中心だったのに対し、ブログに書かれる情報はその人の実体験や業界の人の意見など、ニュースサイトでは見つけにくい情報が含まれている場合も多いため、上手く活用すれば貴重な情報源になりえます。 しかし、常に読んでいるブログであればまだしも、検索エンジン経由で初めて出会ったブログを情報源とし
今,日本でバレーボール世界選手権が開催されている。というわけで次の日本の対戦相手がブラジル,という話ではない。IT業界の話なので,誤解なきよう。まずは,お断りさせていただく。 さてサッカー,サンバ,アマゾン・・・。ブラジルと聞いて,皆さんは一体何を思い浮かべるだろう。最近だと,高成長が続くBRICs(ブラジル,ロシア,インド,中国)市場の1カ国として認知されているのかもしれないが,IT業界ではなじみのない国ではないだろうか。オフショア開発の拠点としての地位を確立しつつある中国・インドに比べれば,ブラジルの話など耳にしたことがない人も多いはずだ。 最近,IT業界の担当者数人に,ブラジルのIT事情について質問してみたところ,「知らないけれど,何か動きがあるの?」といった返答ばかり。フツウはそうだろう。記者もちょっと前は,ブラジルのIT事情など全く関心がなかった。ブラジルといえば,カナリア軍団と
「どうしてブックオフで買ってしまうのだろう」 “ビジネスモデル”で考えると、ブックオフの仕組みは恐ろしいほど単純だ。古本を額面の10分の1で仕入れ、半額で売る。売れなければ100円に値下げする。単品管理もMDもあったものじゃない。客の眼からも同様だ。自分を例に考えてみても、クルマで行ける範囲に古書チェーンはいくつも存在する。在庫は持ち込むお客次第なので、並ぶ本に基本的に差はないはず。にもかかわらず、ブックオフだけがめったやたらに強い理由はどこにあるのだろうか。 今回の取材に同行して、理由は店頭そのものにあると気がついた。店頭とはすなわち現場、そしてそれを支える人間のことだ。 その強力な現場が作り出されるまでの経緯を、1号店の現場からたたき上げて社長に就任した橋本真由美氏が語り下ろすのがこの連載だ。「人を育てるノウハウは、マニュアルと違って一朝一夕では真似できない」という自信ゆえか、語り口の
4月から新しい年度が始まった。なんとなく慌しく時間が過ぎていく。すでに月半ばを過ぎたことに気づきハッとする。「年度計画の初めの月からこんな状態では先が思いやられる」。このように思われている方は案外多いのではないだろうか。そこで今回は、タイムマネジメントに関するピーター・ドラッカー氏の至言を紹介したい。 通常、仕事に関する助言というと、計画することから始めなさい、というものが多い。まことにもっともらしい。だが、問題は、それではうまくいかないことにある。計画は紙の上には残って入るが、やるつもりのまま終わる。実際に行われることは稀である。 私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。(中略)成果をあげる者は時間こそが、真に普遍的な制約条件であることを知っている。 『プ
社会生態学者、ピーター・ドラッカー氏が2005年11月11日に亡くなってから早くも1年が経った。この1年の社会の動きは目まぐるしかったが、変化が激しい時こそ、本質をつくドラッカー氏の言葉に耳を傾けるべきではないだろうか。こう考え、ドラッカー氏とのロングインタビューの記録をひもといてみた。 幸いにも、私はこれまで3度、ドラッカー氏にロングインタビューする機会に恵まれた。最初のインタビューは1997年のことだったが、当時のメモを見直してみると、現在に通じる示唆的な発言が満載されていた。1999年の2度目、2003年の3度目のインタビュー内容もまったく古びていなかった。 ドラッカー氏の魅力はたくさんあるが、何と言っても、物事をとらえるスケールにはインタビューのたびに圧倒された。現在起きている事象を読み解く際に、こちらが予想もしていなかった歴史上の逸話を持ち出し、それらを対比して、目からうろこ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本の友人や知人から「4大文明の1つである中国文明」や「孔子、老子などの歴史偉人」について関心を示される時、僕はいつも複雑な気持ちになります。今の中国は世界に後れを取っていますし、現在は世界の人々が納得するような偉人も生み出していないからです。 「日本の文化の多くは、中国からやってきた」と言われる時も困惑します。恐らくは、僕への心遣いも込めての表現だとは思います。にもかかわらず戸惑ってしまうのは、文化は国に属するものではなく地域の風習や自然と歴史から育まれてきたものだ、と言うのが僕の持論だからです。人類の長い歴史において国の興亡は果てしなく繰り広げられてきましたが、文化は人間を媒体に人類のものとして伝わり発展したものなのです。 朱子学を日本に
ポッド・スラーピング(Pod Slurping)とは,USBストレージを利用して企業ネットから情報を盗み出す不正行為を指す言葉である。セキュリティ分野で最近登場した用語で,iPodなどのUSBストレージを使って企業ネットワーク内部から重要なデータを根こそぎ盗み出される可能性がある。 「ポッド・スラーピング」と聞いて,ポッドキャストのような新しい便利なサービスを想像した人もいるかもしれない。このポッド・スラーピングという言葉,まだほとんどなじみがなく,国内で明るみに出た事件もない。しかし,いつどの企業で事件が起こっても不思議ではなく,近い将来,大事件が起こって話題になる可能性は十分ある。 そもそも“slurp”とはどういう意味かを辞書で調べてみると,「音を立てて食べたり飲む行為」を指す言葉と書いてある。スープなどをズズーッと音を立てて行儀悪くすする様子のイメージである。ここから転じて,IT分
「○○が流行っている」「○○に注目が集まっている」――といったニュースをデータから読み解く方法を3回にわけてお伝えします。まずはサイトのアクセス数に注目してみましょう。 先週の記事で「初めて出会ったブログの信頼度を調べる3つのテクニック」をご紹介しました(9月6日の記事参照)。こういう記事を書くと、いかにもブログは信用できなくて、企業のニュースサイトは信用できると受け取られてしまいがちですが、インターネットやブログの登場によって改めて問われているのは、実は企業側の情報発信ではないかという見方もあります。 典型的な例は、「○○が流行っている」とか「○○に注目が集まっている」といった新しい製品やサービスを取り上げているニュースです。 もちろんこういった表現は、ある程度の根拠を元に使われているのだとは思いますが、視聴者や読者の側からすると、本当にその製品・サービスが多数の人に注目されているのか、
日本ナレッジマネジメント学会専務理事の山崎秀夫教授によるソーシャル・ネットワーキングの最新動向の載せるブログです。趣味の心理学も時々のせます。 ここに注目 \_( ・_・) 遂にネットレーティングまでミクシィの伸びが止まったと発表しました。既にALEXAのアクセス数字は2006年の2月頃から、横ばいとなっており、ミクシィ利用者の活動は停滞していたのですが。筆者に言わせれば、これは明らかに経営者の招いた人災です。 ミクシィのALEXAのアクセス数字が横ばいとなった2006年の2月は、イーマーキュリーが(株)mixiに名前を変更し、上場に向けて始動を始めた時期にあたります。この時筆者はミクシィの停滞を指摘したのですが、一部の方々の反応を除いてFPNで筆者の書いた記事は概ね無視されました。 関連記事は以下の通りです。 ▼ ネットレーティングのレポート http://csp.netrati
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