大日本印刷(DNP)は6月29日、書籍などで親しまれているオリジナル書体「秀英体」の明朝4書体をモリサワにライセンス提供すると発表した。モリサワはフォントとして今年秋から販売する。 秀英体はDNPが明治時代から開発を続けているオリジナル書体。利用はDNPが手がける印刷物などに限定されており、「一太郎 文藝」(ジャストシステム)などへの提供があった程度。出版社やデザイナーなどからDTPで使いたいという声が多数寄せられていたという。 モリサワには過去、金属活字時代の仮名書体である「秀英3号かな」「秀英5号かな」をライセンス提供し、モリサワはフォントとして販売している。だが、漢字や仮名、記号などを含む総合書体として秀英体を一般向けに販売するのは今回が初めてとなる。 モリサワが第1弾として発売するのは、辞書や文庫本などの書籍で数多く使われている細明朝体。フォーマットはOpenType、文字セットは
大日本印刷の開発したシステムは,魚眼レンズを用いて撮影した映像の任意の部分を,リアルタイムで平面画像に変換して出力できる 大日本印刷の,魚眼レンズを用いて撮影した映像の任意の部分をリアルタイムで平面画像に変換して出力できるシステム。魚眼レンズ搭載カメラ(左上)と画像変換処理を行うFPGA搭載デモ・ボード(手前)。この写真では入力に1280×1024画素(SXGA)の映像を利用している 大日本印刷は,魚眼レンズを用いて撮影した映像の任意の部分を,リアルタイムで平面画像に変換して出力できるシステムを開発した(発表資料)。監視・防犯用途においてカメラの台数を削減でき,安価にシステムを構成できるとする。また,カメラをモータで駆動して上下左右に振る(パン/チルトする)システムに比べて,メンテナンス費用を抑えられるという。監視カメラ・メーカーに向ける。街頭やオフィス,商業施設などでの利用を想定する。
大日本印刷(DNP)は6月1日、ポスターの全面がスピーカーとなって音声を発する“しゃべるポスター”「Pos-La(ポスラ)サウンドパネル」を開発したと発表した。オンデマンド印刷サービス「Pos-La」として、同日より販売を開始している。 Pos-Laサウンドパネルでは、ポスター全面から音声を発することで、通行人の注目をポスターに集める商品アピールなどが可能になる。ポスター画像の商品説明や案内ができるほか、人感センサーと組み合わせた音声再生や、無機ELパネルを利用した“光るポスター”などが製作可能という。 Pos-Laサウンドパネルの仕組みは、ハニカム構造の振動板に、音声信号を振動に変換する装置「エキサイター」を貼り付けたもの。振動板は、厚さ5mm以下で自由な形に切ることができる。材質は、展示会など短期間の使用を想定した「ペーパータイプ」と、店舗など長期間の使用を想定した「アラミドタイプ」の
ソニー、三井物産など5社は11月29日、FeliCaによる会員サービスを導入できるパッケージ「FeliCaポケット」(別記事参照)を軸に、企業の顧客マーケティング支援を展開する合弁会社を1月に設立すると発表した。 新会社「フェリカポケットマーケティング」を1月に設立する。資本金は4億円で、ソニーが60%、ぐるなびと大日本印刷が12.5%ずつ、三井物産が10%、丹青社が5%を出資する。社長にはソニーでFeliCaビジネスに携わった納村哲二氏が就任する。 FeliCaポケットは、ポイントサービスやクーポン、スタンプラリーなど、FeliCaを活用した会員サービスを飲食店などが低コストかつ容易に導入できるようにした汎用パッケージ。新会社は、流通、飲食、エンターテインメントなど多彩な分野にFeliCaポケットを売り込み、FeliCaを活用して各事業者の収益向上に貢献できるマーケティング支援を図ってい
大手信販のジャックスは2月20日、カード会員の個人情報15万件が外部に流出し、667万円の不正利用があったと発表した。警視庁は21日、カード情報を盗んだとして、千葉市の無職・元プログラマーの男(45)を、窃盗の疑いで再逮捕した。男は盗んだデータを詐欺グループに売り渡したと見られており、詐欺グループがネット通販などで不正利用していた。 ジャックスによると流出したのは、カード番号、有効期限、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号で、2005年2月までに入会し、神奈川県以北に住んでいた、生年月日が1935年6月25日~1976年2月27日の会員のもの。うち49件が不正使用された。 調べによると男は、ジャックスがダイレクトメール作成を委託していた大日本印刷(DNP)のソフト開発委託先企業に昨年3月まで勤務。プログラマーとしてDNP電算室に出入りしており、電算室のサーバから情報を不正に持ち出
大日本印刷(DNP)と仏ルーブル美術館は、ルーブル所蔵作品の一部をDNPビル内に展示し、ICタグとPDAを利用して解説が聞ける企画「ルーブル-DNPミュージアムラボ」を、10月30日から来年3月10日まで行う。入場は無料だが、事前に予約が必要。 観覧者にUHF帯ICタグ内蔵チケットとPDAを配布。ICタグには観覧者が希望する解説言語や解説内容、所要時間の情報が入力してある。言語は日本語、フランス語、英語から、観覧時間は15分、30分、1時間から選べる。 ICタグをPDAで読み取ると、観覧時間に応じたルートマップを表示。展示室内のICタグリーダーにタグをかざすと、ディスプレイ上に希望した内容の解説映像が流れ、PDAから希望言語の音声ガイダンスが流れる。同じ配信エリア内の観覧者には、同じ映像の音声解説をそれぞれの希望言語で配信する。 展示作品は、19世紀の画家ジェリコーの「銃騎兵」が中心。解説
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