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tech-onとものづくりに関するobata9のブックマーク (12)

  • 現場はいつも想定外(情物の一致とは)~設計と製造の連携について考える(第2回)

    初めての設計部への伺いは散々なものだったその後,上司や同僚の協力も得て,何とか工程設計を終え,製造BOM(M-BOM)の初版をリリースできた。これで,後は資材部と部品製作課が動き出し,部品の購買・製造を進めてくれるはずだ。

    現場はいつも想定外(情物の一致とは)~設計と製造の連携について考える(第2回)
  • 言われた通りにモノを作ればいいのか~設計と製造の連携について考える(第1回)

    図面が出る前に製造性をいかに考慮できるか(コンカレントエンジニアリング)。その大切さとBOMの関係は。「設計は広い目を持て」「製造は先手で考えろ」とはよくいうが,どうやって情報基盤へ転写するのだろうか。今回からは,設計と製造をBOM中心にいかにうまく連携させるかについて解説する。

    言われた通りにモノを作ればいいのか~設計と製造の連携について考える(第1回)
  • 設計と製造連携は人・・・?~設計と製造の連携について考える(最終回)

    の製造業の強みは「匠」「ベテラン工」であると思う。彼らは図面(三面図)があれば何でも作れる。彼らには3次元CADなどデジタルのものは必要ない。三面図を見れば,頭脳展開し,頭脳の中で3次元モデルが作成され,加工工程,段取りまでが展開される。彼らを敵に回すと設計者は大変だ!!

    設計と製造連携は人・・・?~設計と製造の連携について考える(最終回)
  • Apple TVを分解,NVIDIAのグラフィックスLSIを確認

    2007年3月23日に日経エレクトロニクスが入手したApple TVを分解した。Mac Miniよりも複雑な構造になっているのではないかと想像していたが,予想外にシンプルな作りで簡単に分解することができた。 まず底面のゴムをめくると,各隅にそれぞれトルクス・タイプのビスが止められている。これを外すだけで,簡単に底面のパネルを取り去ることができた(写真1)。ざっと見て目立つのは,基板中央に鎮座する冷却ファンと,底面側にあるHDDだ。HDDは富士通製。冷却ファンの隣には無線LANモジュールがあり,そこから上面パネルに向かって青と黒の線が伸びている。アルミ板で仕切られた反対側に,アンテナが2張ってあるものと推察される。 プリント基板はすべてトルクス・タイプのビスで固定されている。1だけ,ドライバーの軸が細くないと差し込めない個所があるが,それ以外は割と簡単に外せるものばかりだった。プリント基

    Apple TVを分解,NVIDIAのグラフィックスLSIを確認
  • NECの開発者が語る,傷が治癒するノート・パソコンを作る極意とは・・・(前編)

    図2 スクラッチリペアを施した天板を真鍮ブラシで傷を付けようと試みた。しかし,すぐに傷が修復されるために,傷の画像をカメラで捕らえることはできなかった。 NECNECパーソナルプロダクツが2007年1月30日から順次販売を開始した個人向けパソコンの最新機種「LaVie」。全23機種ある中で,ひときわ異彩を放つ製品が,ノート・パソコン「LaVie GタイプJ」である。この中に,浅い擦り傷が付いた塗装表面を瞬時に復元する「スクラッチリペア」というコーティングを,天板に施した品種がある。同社らの直販サイト「NEC Direct」限定で販売するこの品種は,通常のコーティングを採用した同等品に比べて約1万円高い。それにもかかわらず,同サイトで販売されるLaVie GタイプJ(光ディスク装置を搭載する品種のみ)の出荷数量のうち、実に60%強を占める。 このスクラッチリペアをパソコンに施すに至った経緯

    NECの開発者が語る,傷が治癒するノート・パソコンを作る極意とは・・・(前編)
  • 「ものづくり能力をベースとしたブランド戦略」とは何か

    前回のコラムで,正月の箱根駅伝の合間に流れるテレビCMを見ていて「垂直統合モデル」を連想した,と書いた。「品質は作る人の想いから生まれる」と製造工程を紹介する化粧品メーカーや「ものづくり魂で頑張る」と現場の技術者が宣言する自動車メーカーのCMを見ていて,実は,もう一つのフレーズが頭に浮かんだ。「ものづくり能力をベースにしたブランド戦略」である。 というのは,箱根駅伝を見る前に前回紹介した『日経マイクロデバイス』の記事のほかに,『日経ものづくり』誌の最新号も読んでいたからであった。同誌には「直言」というオピニオン・リーダーの方に寄稿していただくコラムがあるが,2007年1月号では,東京大学大学院経済研究科ものづくり経営研究センター研究ディレクター・助教授の新宅純二郎氏が,「ものづくり能力をベースにしたブランド戦略」というタイトルの一文を寄せている(同誌p.210)。 日系企業はアジアでも「高

    「ものづくり能力をベースとしたブランド戦略」とは何か
  • ノート・パソコンは83%が台湾製---DisplaySearchが調査

    ノート・パソコンのOEM市場を台湾メーカーが席巻している。米DisplaySearch社の調査によれば,2006年第3四半期(7月~9月)に出荷されたノート・パソコン2046万台のうち83%までが,台湾メーカー製だという。 米Hewlett-Packard Co.(HP)や台湾Acer, Inc.,米Apple Computer, Inc.,米Gateway, Inc.は,第3四半期に出荷した同社ブランドのノート・パソコンの全量をOEMまたはODMでまかなった。日メーカーの自社生産比率は,東芝が23%,ソニーが21%,シャープが10%となっている。 ノート・パソコンのOEM市場は直前四半期から19%拡大しているが,中でも台湾Compal Electronics, Inc.は成長が目覚しい。出荷量を直前四半期比で45%増やし,市場シェアは17%から20%へ拡大した。Compal社は,東芝や

    ノート・パソコンは83%が台湾製---DisplaySearchが調査
  • 日本はいかにして,日本らしいものづくりをしていくか

    先週の12月1日,名古屋市で開催された第39回中部VE大会で「特別講演」をさせていただいた。主催者の方から頂戴したテーマは「日のものづくりの課題と戦略 ~日はいかにして,日らしいものづくりをしていくか~」であった。 遠大で重いテーマである。正直に言うと,これまでの筆者なら,テーマを変えていただくか,丁重にお断りしていたところだ。しかし,今回はこのテーマで話してみようと思った。1年半近く続いているこのコラムを書きながら考え,Tech-On!Annexの会員の皆様と議論させていただいた内容がまさにこのテーマだったからである。ということで稿では,これまでのコラムの内容と重複する部分があることをお断りした上で,筆者が講演した内容の一部を再現し,さらに話し足りなかったことも若干補足して再構成してみた。 「日はいかにして,日らしいものづくりをしていくか」というテーマは,私には荷が重過ぎるテ

    日本はいかにして,日本らしいものづくりをしていくか
  • 増減するRoHSの適用除外,未発売のSEDも… - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    エレクトロニクス業界が対応に苦慮してきたRoHS指令が2006年7月1日に施行され,早くも約5カ月が経過しました。しかし,「これで終わり」とはいきません。今後,指令の内容が二転三転することになるからです。 RoHS指令は,現時点ではまだ様子を見ながらの滑り出しであり,例えば,規制物質の含有量を測定する方法が決まっていないなど,注視し続けるべき項目が多々あります。中でも,「適用除外用途」の動向からは目を離すことができません。適用除外は代替技術がないケースについて規制の対象外となる用途のことで,高温はんだに含まれるPbなどがあります。 指令の施行当初,適用除外用途は20項目でした。それが,2006年10月に新たに9項目が追加され,29項目になりました。さらに,同年11月には,新たに23項目が適用除外用途の候補として公開されたのです。ただし,適用除外用途は増え続けるだけではありません。代替技術

  • RoHS指令は姿を変え世界に飛び火 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    ここ数年,環境規制に対する読者の関心はかつてないほど高まっています。ご存知の通り,2006年7月にRoHS指令が施行されたからです。「規制を遵守」と言葉では簡単に聞こえますが,設計や開発,生産など現場の苦労は想像以上に大きいものでした。サプライ・チェーンの見直しに始まり,従来培ってきた実装技術を一から変更しなければならなかったためです。しかも実装技術の変更に伴い,予期しない様々なトラブルにも見舞われました。こうした多大な労力を払ってきたからこそ,読者の関心が高かったのでしょう。 欧州でのRoHS指令は,これから始まる環境規制時代の始まりに過ぎません。欧州では今後,約3万種類の化学物質を規制する「REACH」や環境に配慮した機器設計を求める「EuP指令」など,次々と環境規制を打ち出しています。しかも欧州での規制は世界各地に飛び火しているのが現在の潮流となっています。欧州での規制とは少しずつ形

  • 「見えないマージン」についてさらに考える---Tech-On!Annexのコメントを読んで

    先日書いたコラム「半導体技術者にとっての「ものづくり」の喜びとは何か---元技術者N君との対話」の中で,日技術者は後工程のことを考えて特に求められなくても余分のマージン「見えないマージン」をとっていた,というN君の体験談を紹介した。それに対して,Tech-On!Annexの会員の方々が,いくつかノート(コメント)を書いてくださった。 中でもTech-On!Annexでノート執筆の常連として精力的に活動いただいている円山貫氏には,示唆に富むご意見をたくさん頂戴した。筆者のコラム記事に対してつけてくださったノート「『見えないマージン』と『能書き』の対称が印象的ですね。そして『ビジョン』」,さらにそのノートに対する筆者のコメント,そのコメントに対する円山氏のご意見…というやりとりの中で,非常に有意義な議論をさせていただいている。そこで筆者も円山氏に触発され,「見えないマージン」についてもう少

    「見えないマージン」についてさらに考える---Tech-On!Annexのコメントを読んで
  • 「すべてはお客様の感動のために」---ある中小加工メーカーの社長との対話

    先週の11月16日,今年も「ものづくりパートナーフォーラム2006」が盛況のうちに終わった(写真)。いつもながら,このフォーラムを見させていただくと,日のものづくりの競争力の原点は,中小企業が培ってきた成形・加工・金型技術であることが実感される(ものづくりパートナーフォーラムの「歴史」を書いた以前のコラム)。 昨年は終了後の懇親会で,ある冷間鍛造メーカーの方と話し込んだのだが(Tech-On!の関連記事),今年はプレス加工メーカーの社長と懇談させていただいた。国から表彰されたこともある高い技術力を持った中小企業の社長さんである。その会話の内容を対話形式でお届けしたい。 筆者 いつもご参加ありがとうございます。今回の展示,従来の工法を抜的に変えるもので大変面白いと思いました。反応はいかがでしたか? 社長 いやあ,まだまだです。次回はお客さんがもっと感動するものを持ってきますよ。 筆者 感

    「すべてはお客様の感動のために」---ある中小加工メーカーの社長との対話
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