あなたがレストランや食堂で美味しい料理に出会えたとき、その味を友人や恋人、家族にも体験してもらいたいと思うはずです。そして二度三度と通って、その味を大切な人たちと共有し、舌鼓を打つことでしょう。 筆者(私)も美味しいものを食べたとき、まっさきに「この味を○○にも教えてあげたいな」と思います。友人や同僚など、そういう人たちと味の感動を共有したいと思うからです。ですが、長くグルメの記事を書く仕事をやってきて、いまだに悩んでいることがあります。それは……。 「L-グルタミン酸ナトリウム」の存在です。日本では『味の素』として売られています。料理に適量を入れると、味に深みが出てウマミを強く感じることができます。グルタミンを否定する人がいますが、私は否定はしませんし、グルタミンのおかげで「新しい美味しさ」を引き出すことに成功している料理も多々あるので、存在はアリだと思っています。 しかし、筆者にとって
内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会がまとめたBSE(牛海綿状脳症)対策の見直しについて、国民からの意見募集(パブリックコメント)の結果は、規制緩和に「反対」が圧倒的だったことが16日までに分かりました。 米国産牛肉は現在、生後20カ月以下、「危険部位」除去が輸入の条件です。同専門調査会の評価書案(9月5日に了承)は、生後30カ月以下、「危険部位」除去を30カ月超に変更しても「人への影響は無視できる」というものです。 パブコメは、同11日から10月10日までインターネットやファクス、郵送で受け付けました。414件が寄せられ、反対(別項参照)が405件、賛成は9件でした。 12日に開いた同専門調査会では、パブコメへの食品安全委員会(食安委)への回答案をめぐって、「“科学的知見に基づいて”という十把一からげが多く、理解してもらう方向性に欠ける」などの批判が続出。意見交換会を1回しか行わなか
教育とは、普通の暮らしをしていくために最低限必要な知識や考え方を与えることのはず。ところが、「食」に関する教育は水準が低く、大人でも間違った知識で判断していることが多い。 先日、電化製品について「イオン発生」に関するマーケティング手法の問題性について指摘されたが、食周りのマーケティングはもっと酷い状況と言える。これは、生活者の知識水準が低いことに起因していると考えられる。効きもしない健康食品に人が集まり、きちんと作られた食品が売れないのでは、マーケットは正常化しない。正直者が馬鹿をみないようにするためにも、小学生からの「食育」が必要だろう。 今回は、小学生から教えておきたい「食」に関する情報をメモ書きとしてまとめておく。 なお、本メモ書きの作成にあたっては、「ほんとうの「食の安全」を考える」(畝山智香子、化学同人)、「科学的とはどういう意味か」(森博嗣、幻冬舎新書)を参考にした。 1.コラ
2012年10月10日に函館で開催された食品安全委員会の『食品に関するリスクコミュニケーション「放射性物質と食品の安全性について」』に参加しました。 その中で海産物の安全性についての質問に答えられた北海道庁水産経営課の門脇主査の説明がとても参考になりましたので紹介します。 多くの人達に「食の安全を守る」現場の取り組みの様子について知って頂けたらと思います。 ********************* ・2012年10月10日に函館で開催された、食品安全委員会による『食品に関するリスクコミュニケーション「放射性物質と食品の安全性について」』の質疑応答より。 「食の安全を守るための現場の取り組み」 北海道庁水産林務部水産経営課 門脇主査による解説 <事前質問> A.大間のマダラは大丈夫?(幼い孫の食事に気を使っています) B.海産物の産地表示とトレーサビリティについて。 道の水産経営課というと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く