先週、神奈川県内や東京都内の小中学校で、給食に出された大手メーカーの牛乳を飲んだ児童や生徒が、相次いで味に違和感を訴えた問題で、神奈川県が、学校などに保管されていた牛乳を検査したところ、食中毒の原因となる菌は検出されなかったということです。 この問題は、今月23日、大手メーカー「雪印メグミルク」の神奈川県海老名市にある工場で製造された紙パックの牛乳を飲んだ児童や生徒が、「苦みを感じる」などと味に違和感を相次いで訴えたもので、神奈川県内では、厚木市や川崎市などの小中学校で合わせておよそ1800人に上り、東京都内でも、国分寺市や品川区などで1200人を超えました。 神奈川県は、学校や給食センターに保管していた牛乳について衛生研究所で検査したところ、腸管出血性大腸菌やサルモネラ菌など、食中毒の原因となる菌は検出されなかったということです。 また、工場の立ち入り検査も行いましたが、これまでのところ