主に牛肉を寝かせてうまみを引き出す「熟成肉」について、東京都が初めて衛生管理の実態調査を行ったところ、事業者ごとに熟成期間や処理のしかたに大きなばらつきがあることがわかり、飲食店や消費者に対し注意喚起を強化していくことになりました。 こうした現状を踏まえ、東京都が昨年度、都内11の飲食店や販売店、食肉処理業者を対象に初めて衛生管理の実態調査を行ったところ、肉の熟成期間は14日から100日と大きなばらつきがあったほか、熟成後、カビが付着しているために取り除く肉の表面の厚さも事業者ごとに異なり、目視で確認しながら行うなど経験に基づいて作っていることがわかったということです。 また、聞き取り調査では、熟成の失敗で肉を腐らせた経験や、熟成肉を生で食べられるという誤った認識を持っている事業者もいたということです。 さらに、2つの事業者からは、熟成後の肉から食中毒を引き起こすおそれがある「リステリア菌
![「熟成肉」衛生管理にばらつき 都が注意喚起へ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e503bad5bc905f82f6734bcba1e83dbe1bb4503/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180321%2FK10011373531_1803211706_1803211710_01_02.jpg)