低線量被曝リスクをどう伝えるか 安井 至 国際連合大学名誉副学長・東京大学名誉教授 http://www.yasuienv.net/ (独)製品評価技術基盤機構理事長 1 本日の問題意識 福島の復興を心から願っている そのためにできることは無いか 福島がこうなって欲しくはない 子どもの健康とのトレードオフではダメ 2 人口変化 3 チ ェ ル ノ ブ イ リ 原 発 事 故 経済的な衰退が人口減少を招いた 本日の課題 福島の母親には、子どもへの低線量被曝 の影響を過大に評価しすぎていて、関西な どに避難している人もいる。 このような母親に伝えることとは、何かある のか。 それは何なのか。 それは可能なのか。 4 福島の母親は何を求めているか 「絶対に安全ですよ」、「絶対に避難すべきで すよ」という確定的なアドバイス リスク評価を聞きたい訳ではない