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ブックマーク / ameblo.jp/nougyoukonnsaru (6)

  • 『F1種子は危なくない』

    F1品種は危なくない!!! ブログを再開して気付いたこと事がある。 最近このブログの検索ワードで圧倒的に多いのが「F1種子」、「固定種」である。ここ半年の前には、硝酸態窒素や農薬という検索ワードが多かったわけだが、多くの方の興味は、「F1種子」、「固定種」に移っているようだ。 在来種・固定種とF1品種の違いはなにか 過去にこのようなエントリーを書いているが、多くの方の興味はF1種子と在来種の違いではなく、F1種子の危険性のようだ。 F1と在来種の違いは、エントリーを読んでいただくとして、F1種子が危険であるという主張は、種子の増殖の仕方だ。 F1種子は、全く形質の違う親同士の交配であるので、種子の増殖のためには全く別の個体と個体を受精させなくてはならず、これがものすごい手間になる。 自らの花粉と交配してしまうと品種として機能しなくなるわけで、様々な方法で交配を行うのだが、そのひとつに雄性不

    『F1種子は危なくない』
    ohira-y
    ohira-y 2014/04/17
    「野口さん自身も仮説として語っているだけで、根拠のある話ではない。それが完全に一人歩きをして、多くの人にF1種子に対する誤解を招いていると思う。」
  • 『在来種・固定種とF1品種の違いはなにか』

    最近在来種や固定種と言われるものに対して、語られている方が多いようなので、どのような違いがあるのか、書いてみたい。 まず、在来種や固定種(以下、在来種と記載)は、極普通の昔から行われてきた育種交配による品種です。F1品種が出てくるまではすべての品種は、この交配方法によって、育種されてきました。 どのような方法かというと、元々野生であったものを農耕用に少しでもべられる部分が多く、害がなく、しかも安定的に収穫できるものを選んで選抜してきたということです。良い状態のものを選べば、良い状態のものばかりになる、という選抜方式です。ものすごく大雑把な説明ですが、そういうことです。 F1品種のみが特殊なのです。F1品種というのは、一代交配とよばれ、雑種強勢という遺伝の法則を利用した育種方法です。 元々の在来種を自己増殖させて(近親交配みたいなもの)遺伝子的に混じりけがなく、非常にピュアな状態の作物を作

    『在来種・固定種とF1品種の違いはなにか』
    ohira-y
    ohira-y 2013/08/30
    F1品種についての5つの誤解
  • 『有機栽培と慣行栽培が対立する理由』

    このブログのアクセスを見ていると、栽培に関連する内容よりも有機栽培などに対する誤解について書いた時のほうがアクセスが伸びる。 理由は、いくつかあるだろうが、最も大きいのは消費者の方にもわかるという点。 もう一つは、一般的な慣行栽培を営む人々の有機栽培への反感があるために興味をひくのだと思う。 私自身は、有機栽培に対して批判的なことを書いているつもりはないのであるが、「アンチ有機栽培」等と名指しで言われることもある。 有機VS慣行など意味が無い、と何度も書いているし、批判を書いているつもりもない。 私が問題にしているのは、栽培の方法の違いではなく、あやふやかつおかしな情報を振り回してマーケティングを行っている点にある。 慣行栽培の方の中には有機栽培に対して相当な反感を持っている人も多い。 何故、慣行栽培の方が有機栽培の方に反感を持つのかは、有機栽培側からの慣行栽培への批判的な言葉の数々にある

    『有機栽培と慣行栽培が対立する理由』
    ohira-y
    ohira-y 2013/08/30
    コメント欄、青山医師の診断について記載あり。複数のソースで同じような内容をみたのだけど、これが青山医師の標準的な診断方法なのか?
  • 『「農薬」について聞かれたら』

    あまり更新頻度は高くないのですが、農業や栽培について冷静に科学的に語られているブログがあります。たまに私の文章に触れていただいたりしていて、読ませていただくのですが、日、以下の様なエントリーが上がっていまして、農薬を危険だと考える消費者の方との会話に苦慮した様子が書かれていました。 珍しく消費者の人と直接対話してみた/アグリサイエンティストが行く http://gan-jiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-ab31.html 農薬についてかなり熟知されている方でも、単刀直入に農薬の危険性に触れられると納得していただくのに苦労するようです。農家の方であれば、もっと苦労することもあるかと思います。 私自身が、どのように対処しているのかを書かせていただき、消費者の方との会話の参考にしていただければと思います。 基的には、以下のエントリーでも述べてい

    『「農薬」について聞かれたら』
  • 『「奇跡のリンゴ」について聞かれたら』

    全国の「毒」農薬(←この言葉を使って罵られた経験あり)を使用して農産物を栽培している皆様、映画「奇跡のリンゴ」上映が始まりました。 この映画のヒットの具合によっては、消費者の方と会った時に、農薬を使用していることをなじられる場合があります。 消費者の方は、ほとんど現場のことを知りませんから、無農薬でできるはずなのに危険な農薬を使用するのは、何故ですか。環境にも人体にも悪影響を与えるのに使い続けるのはおかしい、と単刀直入に聞いてきます。さて、ここでうろたえているようでは、プロ農家として失格ですね。 今回は、「奇跡のリンゴ」について聞かれた場合の対処方法について、考えたいと思います。 へりくだる 開き直る 攻撃する 説明する という4つのパターンを考えてみましたので、それぞれについてみてみる事にしましょう。 へりくだる 相手の方が、到底何も受け入れてくれそうもない場合がありますが、この場合

    『「奇跡のリンゴ」について聞かれたら』
    ohira-y
    ohira-y 2013/06/11
    「そもそも、彼が無農薬生産に踏み出したのは38年前の1975年」ああ、その時代だったのか。もっと後だと思ってた。
  • 『日本の農業生産技術は、特に優れているわけではない』

    先日の、Food Watch Japan の連載の再開では、物議をかもした日の農業技術レベルは低いという話ですが、Food Watch Japan の斎藤さんが改めて比較資料を作ってくれました。 世界各国と日の農産物単位面積当たりの収穫量の比較 http://www.foodwatch.jp/primary_inds/whatisgood/31918 皆さんは、これ等のデータを見てどのような感想を抱いたでしょうか。 数値データというのは、取り方や表し方でかなりイメージが変わるものですが、おしなべて日では収量の伸びが止まっているなということはわかります。 そう、日では技術の進歩が止まっているということなのだと思います。 私達が日の農業技術について、進歩していたと思っていたのは幻想であったということです。 思い込みといってよいでしょう。慢心という言葉が、浮かびます。 レタスの日持ちに

    『日本の農業生産技術は、特に優れているわけではない』
    ohira-y
    ohira-y 2013/06/02
    レタスの品質か、確かにこれから菌数があがる時期。当たり前のようにも思っていたが、生産技術でカバーできる面もあるのかな?国産幻想はいろいろ絡まっているので、解きほぐした素の日本農業の議論が見たい。
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