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大澤真幸に関するorionoのブックマーク (4)

  • 2008-09-08

    大澤真幸教授の「自由論」。自由を「消極的自由」(他者からの干渉の欠如)と「積極的自由」(自己支配)に分けたのはルッジェロやバーリンだが、「消極的自由」が相当に実現したと見られる現代社会において、なぜ人は自由をさほど感じられないのか、というのが主要なモチーフ。リベラリズムを徹底すると、人々に「普遍的な正義などない」という考えが浸透し、却って「なんでもあり」「狭い共同体の中で何を信じようが自由」という「多文化主義」へと回帰する。リベラリズムの最大の敵である多文化主義は、リベラリズムの徹底が生んだ鬼子であった、という矛盾。ここのところが、一番のよみどころか。オウム真理教なども、その観点から読み解かれている。 さまざまな文学作品や映画などから例を引いている。その選択はある意味恣意的で、「突っ込みどころ満載」とも言える。私は野球はほとんど知らないのだが、江夏と落合の対決の話はおもしろかった(おそらく

    2008-09-08
  • http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/adagio/sayoku.htm

    秋葉原で17人を殺傷したKが派遣社員であったことから、若手労働市場における非典型労働者 (アルバイト、契約社員等の非正社員)や無業者の過酷な状況に、あらためて社会的注目が集ま った。日では、非典型労働者は、1990年代中盤より増え始め、不況を脱したとされる2000年代 に入っても一向に減らず、むしろ増加の傾向にある。 田由紀は『軋む社会』(双風舎)で、非典型労働者が増大する社会的・経済的背景には、グロ ーバル化にともなう大規模な産業構造の転換がある、と述べている。先進諸国の多国籍企業は、 生産拠点を労賃の安い後発諸国に移してきた。その結果、先進国では対人サービス職の比重が 重くなる。繁閑の変動が著しいサービス業にとっては、短期間に集中的に労働力を投入できる雇 用形態、つまりは非典型労働力へのニーズが高まる。また、製造ラインを頻繁に拡縮させる多品種 少量生産にとっても、

  • アキバ通り魔事件をどう読むか!?大澤真幸氏の特別寄稿文

    2020/6/12 日ファッション雑誌ランキング 『リンネル』が2期連続1位に! 2020/5/20 発売日変更のお知らせ 2020/4/9 「sweet collection 2020」「SWEET WEDDING FES 2020」開催中止のお知らせ 2020/3/27 当社社員の新型コロナウイルス感染について 2020/3/23 日テレビ系「世界一受けたい授業」で「syunkonカフェごはん」シリーズが紹介されました! 2020/3/10 「smart CHAOS Fes.(スマート カオスフェス)」に関するご案内 2020/2/27 イベント中止のお知らせ(3/7 紀伊國屋書店西武渋谷店) 2020/2/26 2/27(木)「smart CHAOS Fes.」当日開催中止のお知らせ 2020/2/7 洋泉社商品についてのお問い合わせ先 2020/1/23 『このマンガがすごい

    アキバ通り魔事件をどう読むか!?大澤真幸氏の特別寄稿文
    oriono
    oriono 2008/08/11
    「彼らは、「Xから疎外されている」のではなく、「『Xへの疎外』から疎外されている」と解釈されるべきなのではないか」/「セカイ系は、重層的な疎外への防衛反応のひとつ」
  • 「ウェブ社会の思想」/鈴木謙介 - 空中キャンプ

    鈴木謙介のは、「カーニヴァル化する社会」をいぜんに読んだだけで、他のは読んだことがなかったのですが、最近になって、鈴木氏(以下チャーリー。でもなぜ彼はチャーリーと呼ばれているのか…)のラジオをよく聴くようになり、それきっかけでも読んでみることにしました。とてもおもしろく読めました。関係ないけど、チャーリーはラジオ向きのいい声をしているとおもう。 こので論じられているのは、あたらしいテクノロジーに支えられた社会において、あらためて選択や自由という行為の意味づけ(または、公共圏や民主主義といった概念の定義)が変わってくるのではないか、ということである。個人情報管理型の社会という前半の論点は、ここ最近の東浩紀の議論を踏まえているように感じました。後半の、共同性や民主主義といった論点については、大澤真幸に近い印象がありました。もちろん、他にも参考にしている論はあるとおもいますが、特に大澤の

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