初めて梅干しを作ってみた話 今年の夏、初めて梅干しを作りました。 私梅干し大好きなんですが、自分で作るという発想がなくて…同僚が梅シロップを作っているのに影響されて去年から梅仕事を始めてみたんですが、そのときの説明書に「梅干しの作り方」というのも入っていて、えーー梅干しって自分…
初めて梅干しを作ってみた話 今年の夏、初めて梅干しを作りました。 私梅干し大好きなんですが、自分で作るという発想がなくて…同僚が梅シロップを作っているのに影響されて去年から梅仕事を始めてみたんですが、そのときの説明書に「梅干しの作り方」というのも入っていて、えーー梅干しって自分…
大澤真幸教授の「自由論」。自由を「消極的自由」(他者からの干渉の欠如)と「積極的自由」(自己支配)に分けたのはルッジェロやバーリンだが、「消極的自由」が相当に実現したと見られる現代社会において、なぜ人は自由をさほど感じられないのか、というのが主要なモチーフ。リベラリズムを徹底すると、人々に「普遍的な正義などない」という考えが浸透し、却って「なんでもあり」「狭い共同体の中で何を信じようが自由」という「多文化主義」へと回帰する。リベラリズムの最大の敵である多文化主義は、リベラリズムの徹底が生んだ鬼子であった、という矛盾。ここのところが、一番のよみどころか。オウム真理教なども、その観点から読み解かれている。 さまざまな文学作品や映画などから例を引いている。その選択はある意味恣意的で、「突っ込みどころ満載」とも言える。私は野球はほとんど知らないのだが、江夏と落合の対決の話はおもしろかった(おそらく
実験の成果を生かして、よりよいまちあるきエコポイントにしていきたいと思っています。 実験に関するご意見や今後への要望などについて、お気軽に松山交通環境まちづくりコンソーシアムまでお送りください。今後の参考にさせていただきます。 *2007/01/08 まちづくりエコネットがスタート! まちづくりエコネットが開始されました。 エコネットにメンバー登録をすれば、誰でもエコポイントをためることができます。まずは松山インフォメーションへ登録してください。 *2006/03/29 まちあるきエコポイント実験の結果速報を掲載しました。 →結果速報データ(PDFファイル:約730KB) このファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、Adobe Readerをダウンロード(無料)してください。 ※今後もまち歩きポイント実験の成果や次年度の実験計画はこのHP上で公開
今どき「左翼」を自認する人は、かつてのマルクス的共産主義の理念を旗印そしてあるいはアリバイにした中央指令型計画経済(まともな「計画」なんか実はなかったから「指令経済」なる呼称の方がふさわしい、との塩川伸明先生のご指摘は示唆深いがとりあえず)は、そしてまたユーゴ型自主管理協議体制も、そもそも基本的に駄目である(たまたま運が悪かったとか、努力不足だったとかいうわけではない)という認識は当然に持っていて、ただ社会的公平や弱者支援のための市場への介入や再分配を要求する広義の社会民主主義者なんだと思っていたのだが、違うんでしょうか。 ひょっとしてまだ世間には「社会主義経済は可能だ」と思っている人が残っている、あるいは昔をよく知らない若い世代が出てきたんでしょうか。 しつこいですが 現存した社会主義―リヴァイアサンの素顔 作者: 塩川伸明出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1999/09/01メディ
ケータイラボ ケータイラボは2004年4月慶應義塾大学SFC研究所内に設立された研究機関です。 所属や専攻の枠を超え、”ケータイ”をキーワードに学生や教員が集まって複数のプロジェクトを進行させています。 現実の場所にある見えない情報 前節では、宮沢と山口の分類に従って、現実の場所にある「サイン」の考察をしました。宮沢と山口はサイン制作の専門家ですから、見える(本来は、五感で感じることが出来る情報というべきですが、主として視覚に頼ることになるので、以下「見える」とします)情報でなければ意味がありません。しかし、この章の始めに述べたように、場所には見えない情報がたくさんあります。さらに、「見えているようですが、実は見えていないものも沢山あります。人間の視覚・聴覚などの五感は、脳が意識しなければ、認識されません。存在しないのと同じです。」ということも述べました。前節で述べた「標示系」というのは、
僕らがセックスについて話すこと 仕事帰りの君は、なんだか妙に浮いてた。うちらが極度にだらけて気の抜けたカジュアルな格好してるのに、君はというとカッチリしたスーツに身を固めて梅田の高層ビルのオフィスで山積みの仕事をバリバリこなす、まるで絵に描いたようなキャリアウーマンだった。キャリアウーマン、というと語弊があるかもしれない。活発さや積極性というものとは無縁の、おとなしく地味な子だった。トレンディ・ドラマ(笑)で見かけそうな闊達な女主人公からは、ずいぶんとほど遠かった。飲み会スタート。友達が連れてきた友達だったから、その場のみんなで自己紹介タイムになったときに、君に番が回ってきても、名前さえ覚えられずにそのやたらキャリアキャリアしたスーツしか印象に残らなかった程度だった。見た目に派手なわけでもないし、街角ですれ違ってもたぶん1秒後には記憶から忘れ去っているような、そういう地味な子だった。 そん
愛知県瀬戸市のコミュニティFM放送局 RADIO SANQ の 「まちづくりMYフレンド」というコーナーで、 東京・谷中が取り上げられることになり、 「谷中でまちづくりに取り組む人」ということで、 ゲストに呼んでいただきました。 まず、コーディネーターの名古屋学院大学の古池嘉和先生に 案内していただいて、名鉄瀬戸駅の近くの商店街で、 若い人たちが思い思いに新しいお店を開き始めた、 そんな現状を見せていただきました。 そして、古池先生とパーソナリティの鈴木しほさんに、 上手に質問をしていただきながら1時間近く喋りました。 同時録音を書き起こして、 お二人の質問やコメントも含めて1人称の記述に改めてみました。 放送のあとでスタッフの方に 「それぞれの場面でいろいろ考えて、 その都度ごとに『答え』を出しながらやってきた、 そんなことが分かる話だった」と言われました。 自分の出してきた『答え』は谷
近所のサークルK建設予定地で、経営者を募集している。 っていうか、経営者居ないのにサークルK作るってことは決まってるんだ。 何だそりゃ。楽器できないけどバンドやりたいみたいな。何だそのフワフワした感じは。やめろやめろ。絶対失敗するから。 あーでもなー、モテたいからバンドはじめましたーとかいうノリのほうがポンポン行くこともあるんだよなー。難しいよねー。 バンドの話はいいや。で、サークルK、最近工事始まって結構出来てるんですけど、まだ「経営者募集」の看板が掛かってる。まだ見つからないんだ。今頃、必死になって見つけてるんじゃなかろうか。家中のタンスをひっくり返したりして。 いや、実際問題、あの立地はどうかと思うよ。隣にマンションが建つので、まあ、その絡みでコンビニを、ということになったんだろうけど、マンションも数十世帯くらいだし、近くにファミマ有るし。うーん。儲からないことは無いと思うけど、でも
「最近の若者は車に対する関心が減っている」という話を聞くたびに、ワタシはスタンダードとは何かを考える。車を所有することが若者の間で流行していた時期を知っている人は、車というものはこれからの若者にとっても永久不変の存在になっていくのだ、ということを信じていたのだと思われる。つまり車は若者のスタンダードになったと思ったわけだ。 しかし実際はどうか。不況下なのに整備や駐車場といった維持費がコスト高だとか、社会システム上の問題もあるが、そういったこととは関係なしに、車への興味が初めからない若者が出てきている。車は社会インフラとしては欠かせないスタンダードなものに(今のところ)なっているが、若者文化のスタンダードには(今のところ)なれなかった、ということではないだろうか。 別に車に限った話ではない。CDもそうだ。90年代にはあんなに何百万枚も売れていたのに、てっきり21世紀にも音楽メディアのスタンダ
久々のエントリです。ちょうど色々ひと段落して、同人誌の作業も今は特に無しと言うところです。DTPどうするんだ。それさえクリアすれば、結構中身は充実しているのではないでしょうか。と思ってPLANETS5号読んで愕然。スゲー。これは。それはともかく、毎回金を出して購読している割に全然エントリに書かなかったα-synodosの寄稿記事にちょっとリアクションしたくてエントリ書いてみます。ただ、この性風俗の問題は僕よりも詳しい方が多いので、僕は感想という感じですが。 α-synodos自体は、ポストモダンとネオリベラリズムの問題とか、今生きている僕らを直撃する問題系が多く、かなりスリリングに読ませていただいてます。いや、僕はチキさんと知り合いではないので、太鼓持ちではないですよ。本当に知的な興奮がひどくて、すごくいい雑誌ですよ。「シノドスください」とか言ってる場合じゃないです。それで、今回はそのsy
「20世紀少年」(浦沢直樹)は、インターネット上を含め大きな論議を呼んだ作品である。しかしその論議の中核は「『ともだち』の招待は誰なのか」「結論は適切であったのか」といったストーリーの細部に関わるものばかりであり、作品全体に関する統合的な視座の獲得に向けた議論はほとんどなされてこなかった。 今、映画版「20世紀少年」の公開を迎え、本作品に関する考察は以前よりもより内面に切り込んだものになることは間違いない。そこで私は、本項において「20世紀少年」がいわゆる「大きな物語」の虚構的・人工的再構成をモチーフとした物語であることを提示したいと思う。 象徴としての「大阪万博」 大阪万博は、端的に言って日本における「大きな物語」の象徴として機能している。当時、日本は高度経済成長期にあり、誰もが個人の存在を「国家の経済成長」に直結させ、来るべき理想に向けて一人一人が未来と希望を抱いていた。少年から大人ま
【すいません!エントリ中の記述に訂正すべき点がありました。エントリ末尾にも追記をしてあります。改めてご覧ください。9月7日23時20分追記。同38分、さらに追記】 集中講義と丸山さんとの講座を終え、大阪府立国際児童文学館での街頭紙芝居の上演&姜竣さんの講演も見て聞いて、ようやく最後の一日、ちょっとゆっくり、水曜日締め切りの原稿のための調べ物を、と思っていたら、当の児童文学館をめぐって思いがけないニュースが飛び込んできてしまいました。 ネット上でも賛否両論のようで、これから述べる論点も、すでにいろんなところで触れられているのではないかと思うのですが、児童文学館の問題についてずっと発信してきたブログとして、取り急ぎ、触れておきたいと思います。 まず、毎日新聞の9月6日付記事です。 橋下大阪知事:廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮り 大阪府の橋下徹知事は6日、廃止方針を打ち出している府立国際
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