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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (5)

  • 書評『ヤバい社会学』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    スティーヴン・レヴィットのベストセラー『ヤバい経済学』の中に、「ヤクの売人はどうしてママと住んでるの?」という印象的な章があります(第3章)。シカゴ大学の大学院生が貧しい黒人たちの実地調査に赴くこととなり、そこで麻薬売買の元締めをしていたギャングと仲良くなって、彼らのお金の出入りを管理していた帳簿を手に入れるまでに至る(それをレヴィットが分析して、ビジネスという面からギャング組織を描く)という内容でした。この第3章の話を一冊のにしたのが『ヤバい社会学』。著者は件の大学院生で、現在はコロンビア大学教授のスディール・ヴェンカテッシュです(ちなみにインド系の方)。 いきなりですが、泣けました(特に最後の数ページ、グッときます)。社会学のに「泣けた」という書評もどうかと思いますが、原題は"Gang Leader for a Day"(一日だけギャングのリーダーを)で社会学とは一切称していない(

    書評『ヤバい社会学』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 「ネットいじめ」から「ネットひいき」へ?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ネットを使っていじめを行う「ネットいじめ」が問題になっているのはご存知の通り。解決の糸口は見えていませんが、今後はそれに加え「ネットひいき」が問題になるかもしれません。米国でこんな動きが広まっているそうです: ■ Teacher-student Web friendships restricted by Lamar school board (clarionledger.com) ミシシッピー州で、生徒と教師がSNS上で友だち登録することを禁止する教育委員会が増えている、というニュース。SNSを利用することを禁止するものではないのですが、そこで先生と生徒が交流したり、テキストメッセージを交わすことを禁止するという内容。ただしどうやって違反行為をモニターするかについては、まだきちんと検討されていないようです。 なぜこのようなルールが設定されたのか?という点ですが、特に引き金となった事件はない

    「ネットいじめ」から「ネットひいき」へ?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • ブルーオーシャン症候群:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日に続いてで恐縮ですが、ハーバード・ビジネス・レビューからの話。一時『ブルー・オーシャン戦略』というが流行りましたが、もし上司の机に置かれているのを見たら注意した方が良いかもしれません。逆に既存事業の見切りが早すぎたために、せっかくの成功を台無しにしてしまう例も多いとのこと。 そうそう、この青い表紙。以前はどこの書店でも平積みにされ、ビジネス誌等で特集が組まれていました。なので説明は不要かと思いますが、念のため Amazon.co.jp での解説を抜粋しておくと: これまで数々の「戦略」がもてはやされてきたが、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業がめざすべきは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン

    ブルーオーシャン症候群:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    oriono
    oriono 2008/07/22
    ブルーオーシャンを狙うあまり、成長余地のある事業を早めに見切ってしまう可能性について。
  • ニュースは現実ではない:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    「偏向報道」という言葉があります。文字通り「偏った意見を人々に伝えようとする報道」という意味ですが、はっきりとした意図を持って行われるものでなくても、ニュースは人々の意識形成に影響力を持つようです。米国で、「ニュースを見れば見るほど黒人に対してネガティブな見方をするようになる」という研究結果が発表されました: ■ Negative Perception Of Blacks Rises With More News Watching, Studies Say (ScienceDaily) イリノイ大学の Travis Dixon 教授による研究について。それによると、ニュース番組の中で「黒人が犯罪者として取り上げられる率/白人が被害者として取り上げられる率」は実際の犯罪統計を反映しておらず、どちらも現実より高い数値になっていたとのこと。つまりテレビの中に再現される世界では、黒人による犯罪が現

    ニュースは現実ではない:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    oriono
    oriono 2008/07/21
    この人のウェブログおもしろい。ただし、「ニュースは現実ではない」が、ニュースを使わないと「現実」を把握できないこともまた事実。どちらかというと「気をつけましょう」以上のことを聞きたい(生意気でサーセン
  • いまだに新しい遺跡が見つかるのは、学者の怠慢じゃなくて:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ある大学院生が、アフガニスタンで数百の新しい遺跡を発見したそうです。その際に活用したのが、お馴染み Google Earth だったとのこと: ■ Google Earth reveals Afghanistan's hidden treasures (New Scientist Tech) メルボルンにある La Trobe University の大学院生、David Thomasさんらによる研究成果について。Google Earth の衛星写真から、アフガニスタンの砂漠に埋もれている463の遺跡を確認、さらに既知の45以上の遺跡について見取り図を作成したとのこと。ただし新しい遺跡についてはまだ「可能性」の段階なので、当に古代の建造物かどうかは実地調査してみないと分かりませんが。より詳しい解説がPDFファイルで公開されていますので、ご興味のある方は確認してみて下さい。 「Google

    いまだに新しい遺跡が見つかるのは、学者の怠慢じゃなくて:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    oriono
    oriono 2008/07/20
    色んな属性の人が利用できるようなDBにすることに意義がある、という話として読んだ。組織内部を多様化するdiversity managementとの共通性と異質性という観点で考察してみると面白い話になるかも(気が向いたら)。
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