去りゆく冬と、だんだん近づく春の息吹。寒がりな身としては春の訪れがとても恋しい。それでも、寒暖入り混じるのは3月らしい気がする。 寒い外に出たくないけど、冬の澄んだ空気が魅せる景色は鮮明だ。夜景が映える。遠くがよく見える。 とりわけ山や海はとてもよく見える。山肌や波打つ姿がくっきりして、つい眺めてしまう。 ひょっとして、目が良くなった? なんて錯覚を冬の助手席から感じたり。そんな視界のクリア効果もあとひと月でさよならだ。 早く春になれ、というのと矛盾するかもしれないね。冬独特の空気が景色を引き立たせる、それが霞んだ風景にかわるのは寂しく感じる。 透き通った景色の終わりを予感させる3月。ま、春がくればルンルン気分で忘れてしまうのだけどね(ノ∀`)