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2010年12月2日のブックマーク (8件)

  • 読み書きと革命 - heuristic ways

    佐々木中『切りとれ、あの祈る手を――<>と<革命>をめぐる五つの夜話』を読んで、いろいろ考えていたら、だんだん疑問や混乱が膨れ上がってきて、収拾がつかなくなってきた。私はこのを「読んでしまった」がために、どうにも「読めないでいる」という苦境に陥ってしまったようなのである。 佐々木氏はこので、われわれの虚を突くような、驚くべき歴史的展望を提示している。を読むこと、書くこと、それが革命だったのだと。 たとえばルターの革命(ふつうそれは宗教改革と呼ばれているが、大文字のReformation、つまり「大革命」と呼ぶ慣わしもあるという)とは、一言でいえば「聖書を読む運動」だった。《ルターは何をしたか。聖書を読んだ。彼は聖書を読み、聖書を翻訳し、そして数限りないを書いた。かくして革命は起きた。を読むこと、それが革命だったのです。》 「欧米の革命」に限って言えば、「ひとは少なくとも六つの革

    quagma
    quagma 2010/12/02
    佐々木中『切りとれ、あの祈る手を――<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』
  • 【レビュー・書評】切りとれ、あの祈る手を―〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話 [著]佐々木中 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    切りとれ、あの祈る手を―〈〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話 [著]佐々木中[評者]斎藤環(精神科医)[掲載]2010年11月28日著者:佐々木 中  出版社:河出書房新社 価格:¥ 2,100 ■「すべてが情報」疑う 躍動する文体の挑発 著者のデビュー作『夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル』(以文社)は、超重量級の思想書であるにも関(かか)わらず、まるで小説のように広く読まれた。かつて浅田彰の、あるいは東浩紀の処女作がそう読まれたように。 コンパクトで語り口調の書は、より多くの読者を獲得するだろう。そしてなにより、この「文体」である。小説すら文体を失いつつある昨今、この著者の確乎(かっこ)たる文体は際立っている。そこには反復と回帰が、躍動する挑発が、厳粛な切断とシリアスな笑いがある。書くこと、そして読むことは、常に身体的な経験なのだと今更ながら思い知らされる。 前作にひきつづき、

    quagma
    quagma 2010/12/02
    いま読んでるけど面白すぎる。著者自身がこの本の中で書いてるけど読みながら著者に対する「あんた何者?」という気持ちを抑え切れなくて笑ってしまう。
  • arret:時機に後れた攻撃防御方法として却下された事例 - Matimulog

    控訴審では、もちろん控訴審での提出が適法かどうかを判断するのだが、一審においての判断が正当かどうかを念のため判断している。 事案は、原告住友重機械工業と被告JFE、日立造船等が、合弁会社プランテックを設立したが、詳細は不明ながら経営権をめぐって争いとなったようで、原告が競業避止義務を負わないことなどの確認を求めて提訴し、これに被告らが反訴を提起した。 弁論準備手続が第10回まで行われたところで、受命裁判官が次回期日から和解協議に入ることにし、またそれまでで主張立証が足りていることを両当事者とともに確認した。ちなみに原告は第8回弁準にて陳述した準備書面で主張立証は尽くしたと述べている。 ところが、第10回期日後に原告が提出した準備書面で新たな主張がなされ、受命裁判官はこれを和解協議が続いている間は陳述させないが、後に補充主張立証の機会を与えるといったらしい。 そして和解協議は続いたが、第16

    arret:時機に後れた攻撃防御方法として却下された事例 - Matimulog
  • asahi.com(朝日新聞社):NHK、受信料未契約2世帯に民事訴訟を予告 - 社会

    NHKは1日、受信契約を求めても応じない東京都内の2世帯に対して、民事訴訟の実施を予告する通知を送ったと発表した。一般世帯との契約を巡って、訴訟を視野に入れた対応は初めて。  NHKは、都内の未契約の5世帯に対して契約を結ぶよう要求していた。進展が望めないことから11月、対応する窓口を通常の営業センターから受信料特別対策センターに変更し、5世帯に通知していた。そのうち1世帯は契約に応じ、2世帯は契約の見込みが立ったが、残る2世帯はその後の説得に応じず拒否している。訴訟に至った場合は、契約の締結と未払い受信料の支払いを求めるという。  また同日、受信料を支払っていない14都道府県の契約者24人に対して、財産を差し押さえる強制執行の手続きに入ったと発表した。受信料の未払いを巡っては、9月に滞納者1人に対し、強制執行による受信料の徴収が初めて行われた。(村瀬信也)

    quagma
    quagma 2010/12/02
    契約の締結を求める訴訟ってのは初めて聞いた。既に指摘あるが契約自由という私法上の大原則に抵触する常識はずれの請求であり、NHKのごうまんさのあらわれと見える。
  • 編集者から見た現場の表現萎縮

    『マンガ論争』シリーズ担当編集者でもある 奈良原士郎さん(bue1975)の編集現場の萎縮効果の実体験ツイートをまとめました。

    編集者から見た現場の表現萎縮
    quagma
    quagma 2010/12/02
    「編集長クレーム対応つらい→編集者『馬鹿野郎こんな事書いたらどうなるかわかってるのかボケ』→作家萎縮」って、単なるグチっていうか、編集ちゃんと仕事しろって話。公権力による表現規制とは関係ない。
  • Moji Pest Control

    When you hear the word sunroom many different pictures come into your head.  First and foremost is how much will it cost?  For those interested in these types of additions, price shouldn’t be a factor.  You need to look at this as an investment in your home and you will get the monetary value back out if and when you sell your home. This is why sunroom additions in Columbia, SC are so popular.  Pe

    quagma
    quagma 2010/12/02
    "いまやテレビだけを見ててもなにもわからない.それでもテレビを見るのは,「どんな情報が報道されないか」「どんな風に偏った報道がなされるのか」を確認しておくため"
  • 汝の隣人のブログを愛せよ | LOVELOG

    au one netのブログサービス 『LOVELOG』は2014年6月30日をもちまして提供を終了致しました。 永らくのご利用、誠にありがとうございました。 引き続きau one netをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※お手数ではございますが、新ブログにて閲覧の皆さま向けにブログURL変更等をご周知いただけますよう、お願い申し上げます。

  • 裁判:消えた権利~知的障害者と裁判 女性の訴え「門前払い」 一般人も即答無理 - 毎日jp(毎日新聞)

    知的障害をもつ女性(30)が強制わいせつの被害を訴えた刑事裁判で、1審の宮崎地裁延岡支部は昨年9月、女性の「告訴能力」を否定し、検察官の起訴を無効とする判決を言い渡した。「女性には裁判所に訴える能力がない」。公訴棄却判決は、いわば「門前払い」の内容だが、女性の周辺にはその判断への疑問の声が相次いでいる。12月21日に予定される控訴審判決を前に事件の周辺を歩き、司法における知的障害者の人権を考えた。 「携帯で胸を撮られた。みんなに見せるって」。昨年2月24日夕、宮崎県北部の山あいにある福祉作業所。家族や職員ら15人がかたずを飲んで“告白”に聞き入っていた。 きっかけは数日前、女性が友人相談したことだった。当だと思った職員は警察官にも同席を頼んだ。 「自分で男について行ったの」という問いに「1回か2回断った。でも早よこれ(車)に乗らんねって怒られた」。「何をされたの」「いやらしいことをされ