(撮影:横浜市民放送局/橋本康二さん) 15日以降に、放射性セシウムを含む下水汚泥焼却灰を、南本牧廃棄物最終処分場(中区)に投棄・埋め立てる方針を発表していた横浜市は14日、住民などの抗議を受け、埋め立ての開始を延期することを明らかにした。具体的な今後の日程は決まっていない。 今回、横浜市が最終処分場に埋め立てを予定していたのは、金沢区と鶴見区にある市内2カ所の下水処理場(南部汚泥資源化センター、北部汚泥資源化センター)の汚泥2700トンで、2カ所の汚泥・焼却灰は最大で6468ベクレルだった。 市は、国が6月に、1キロあたり8000ベクレル以下であれば埋め立てしてもよいとする通知を出しているため、今回の埋め立てを決定。9日に、15日以降に投棄を実施することを発表したが、周辺の住民に対して事前に説明会などは開催していなかった。 13日に市役所へ抗議に参加した女性は「近隣住民への説明がなく、市