大阪市長選挙を前に、民主党大阪府連は2日、市内で街頭演説を行い、「今回の市長選挙には大義がなく、無視すべきだ」などと述べ、候補者の擁立を見送る方針に理解を求めました。 今月9日告示、23日投票の日程で行われる大阪市長選挙を前に、民主党大阪府連は2日、幹部がそろって街頭に立ち、市長選挙や大阪都構想に対する考え方を訴えました。 この中で、大阪府連の半田實・幹事長は、「都構想の議論を途中で投げ出して行われる市長選挙に大義はなく、無視すべきだ」などと述べ、候補者の擁立を見送る方針に理解を求めました。 また、幹部らは、都構想が実現しても、行財政改革などの効果は期待できないとして、反対の考えを説明したうえで、いまの政令指定都市のまま、子育て支援の充実などに取り組むべきだと訴えました。