交通死5000人下回る=57年ぶり、昨年4914人−9年連続減・警察庁 交通死5000人下回る=57年ぶり、昨年4914人−9年連続減・警察庁 2009年1年間の全国の交通事故死者数は4914人で、1952年以来57年ぶりに5000人を下回ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。08年より241人(4.7%)減り、9年連続の減少。過去最悪だった1970年の1万6765人と比べ、29%の水準まで減った。 同庁は死者数減少の要因について、「シートベルト着用率向上のほか、飲酒運転や速度違反など、悪質で危険性の高い違反による事故が減ったことなどが挙げられる」としている。 同庁によると、昨年1〜11月の死亡事故のうち、飲酒運転による事故は264件、速度違反は300件で、いずれも10年前の同期間の4分の1以下に減少。シートベルト非着用の死者数も70%減の655人となり、減少率はベルト着用死者数(