日本初の近代国語辞書『言海』を独りで編纂した気骨ある明治人 大槻文彦の苦闘の生涯! 大佛次郎賞・亀井勝一郎賞受賞。 国語の統一こそ、一国の独立の標識なのだ。日本が近代国家となるためにも、一日も早くこの辞書を完成しなければならぬ……。子を失い、妻に先立たれながらも、17年間を費やし、ついに明治24年に大槻文彦はわが国初の近代国語辞書『言海』を独力で完成させた。近代国家日本の確立に献身した一人の明治人の姿を激動の時代に重ね合わせて感動的に描き出す。大佛次郎賞、亀井勝一郎賞受賞作。 受賞
『日本言語地図』(1966年〜1974年刊)は,全国各地の方言で,どのような語形や発音がどこに現れるかを項目ごとに表示した地図集です。 本ページでは,『日本言語地図』所載の全地図の画像をPDF形式で公開しています。 地図画像は縮刷版(1981年〜1985年刊)から作成しました。また、『日本言語地図』各集の別冊・付録は国立国語研究所学術情報リポジトリで閲覧・ダウンロードすることができます。 『日本言語地図』第1集~第2集の地図画像は クリエイティブ・コモンズ パブリック・ドメイン・マーク 1.0 ライセンスの下に提供されています。 『日本言語地図』第3集~第6集の地図画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 『日本言語地図』 第1集 言語地図 (50枚),参考地図 (1枚),付録A,付録B 『日本言語地図』第1集の地図画像は クリエイティブ・コ
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中学3年生の15%が、「日本人だけど、日本語ができない」少し前になりますが、9月23日の東京新聞にこんな記事が掲載されました。 中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。 (国立情報学研究所の)新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。 出典:東京新聞(2017年9月23日)「中3の15%、短文も理解困難 教科書や新聞で読解力調査」 全国調査で調
文道館(ネコだいすき)語文セミロング @bundoukan @ogikubokei 「ar抜き言葉」だったんですね おばあさんに「お一人で行かれる(お行きになる)のですか」と敬語で言ったつもりが、「1人でちゃんと目的地まで行けるのかよ」 って意味に曲解されて、「失礼な! 一人で行けますよ」と怒らせてしまったなんて例もどこかで読んだことがありますー 2017-11-03 22:58:40
アルザスのこちら側 一般言語学を専攻し、学位はとったはいいがあとが続かず、ドイツの片隅の大学のさらに片隅でヒステリーを起こしているヘタレ非常勤講師が人を食ったような記事を無責任にガーガー書きなぐっています。それで「人食いアヒルの子」と名のっております。 どうぞよろしくお願いします。 本を出しました。詳しくは右の「カテゴリー」にある「ブログ主からのお知らせ」をご覧下さい。 メッセージをくださる際にメルアドを記していただくとこちらから返信できます! この手のアンケートはよく見かけるが、ちょっと前にも「今習うとしたら何語がいいか」という趣旨の「重要言語ランキングリスト」とかをネットの記事で見かけたことがある。世界のいろいろな言語が英語でリストアップされていた。この手の記事は無責任とまではいえないがまあ罪のない記事だから、こちらも軽い気持ちでどれどれとリストを眺めてみた。そうしたら、リストそのもの
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日本語の系統とその遺伝子的背景<配付資料> 松 本 克 己 表 1 類型地理論的考察から導かれたユーラシア諸言語の系統分類 系 統 関 係 所属語族・言語群 共 有 特 徴 ユ ー ラ シ ア 内 陸 言 語 圏 セム語族(アフロ・アジアB) 複式流音 インド・ヨーロッパ語族 体言型形容詞 ウラル語族 義務的数カテゴリー 中 央 群 チュルク語族 単項型人称標示 モンゴル語族 対格型格標示 ツングース語族 名詞類別* [ドラヴィダ語族] 重複欠如* 包括人称欠如* カフカス諸語 残 存 群 シュメール語その他古代オリエント諸語 多項型人称標示 バスク語,ケット語,ブルシャスキー語 能格型格標示 チュクチ・カムチャツカ語族 複式/単式流音 周辺境界群 エスキモー・アリュート語族 体言型/用言型形容詞 チベット・ビルマ語族 漢 語(中国語) 単式流音 太 平 洋 沿 岸 言 語
村木新次郎 著 装丁者 白井敬尚形成事務所 A5判上製函入り 定価5,600円+税 ISBN 978-4-89476-602-0 ひつじ書房 伝統的な学校文法や標準化しつつある日本語教育文法を是としない立場から、日本語のあるべき単語認定と品詞体系について提言した書。従来の文法が形式中心で、syntagmaticな側面に傾斜していたことを指摘し、意味・機能を重視し、paradigmaticな側面をとりこむ必要性を説く。形容詞をひろくとらえること、日本語の品詞として、後置詞、従属接続詞をみとめるべきであることなどを主張する。日本語の感動詞や節の類型にも言いおよぶ。 【目次】 まえがき 第1部 日本語の品詞体系をめぐる諸問題 第1章 日本語文法研究の主流と傍流―単語と品詞の問題を中心に― 第2章 日本語の品詞体系のみなおし―形式重視の文法から意味・機能重視の文法へ― 要旨 1. 学校文法の問題点
『再構築した日本語文法』の正誤表について 本文中に誤り・修正箇所がありました。ここに訂正し、深くお詫び申し上げます。 お手数でございますが、正誤表をダウンロードしてお使い下さいますようお願い申し上げます。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 【『再構築した日本語文法』正誤表(PDF)】 要約 日本語は、明快で論理的な表現もでき、曖昧模糊とした表現もできる素晴らしいコミュニケーション(およびコミュニケーション拒否)の手段である。すべての日本語話者にこの手段が有効に駆使できるように、他言語に由来する「人称」「数」「代名詞」「時制」「主語」などの無用な概念の呪縛を捨て去り、日本語に具わっている独自の豊かな構造に着目して再構築した新しい日本語文法を提唱する。 【目次】 はじめに 品詞分類と構文分類 「主題─述語」構文と「主語─動詞」構文 1. 名詞 1.1. 名詞の定義 1
日本語は高さアクセント、英語は強さアクセントと言われてきたが、本当にそうなのか、両者はいったいどこがどうちがうのか、筆者は、これらを調べるために研究を始めた。そして数十年、次々と生じる疑問点について、発想の及ぶ限りの実験等を続けてきた。その過程で、日本語(特に関西アクセント)と英語のアクセントには思いがけない類似点があることを見出した。また、英語話者と日本語話者では文中のアクセントの使い方がまったく違うこと等も見えてきた。この書は、アクセントに関する入門書であり、多くの疑問点への回答書でもあります。ぜひご一読下さい。 目次 はじめに──ソニーから「音声波形」がやってきた 第 1 章 しゃべるとはどういうことか 1–1 「アクセント」とは何か? 1–2 人間はどのようにしてしゃべるのか 1–3 人間はなぜしゃべるようになったか 1–4 母音、子音はどのようにして作られるか
■小引 この論文は、『コトバの科学』の第4号(1951年発行)に のった論文であるが、奥田の論文集『ことばの研究・序説』の<補・初期の原稿>の部分にも収録されていない。なお、表題に(1)とあり、本文の始めの方に「問題は二つに要約される;1)思想と言語との過程的関係:2)主体的活動としての言語。」とあり、終わりの方にも「第二の問題」への言及があるが、実際には、(2)以降は発表されていない。【このページ末尾の付記 参照】 これ以前にも、民族学・民族誌関係の論文は いくつか あるが、奥田靖雄は、この論文において 時枝誠記の言語過程説を批判し、ひきつづいて「音韻についての覚書」(『コトバの科学』5号 1952年 『ことばの研究・序説』所収)において 服部四郎の音韻論を批判することによって、彼の「唯物弁証法」的な 日本言語学を出発させたのである。 その際、1950年の「スターリン論文」等によっ
▽TM氏、李寧煕*1『枕詞の秘密』*2(文春文庫, 1992)を購入。いわゆるトンデモ本、ニセ科学の書とされる。(単行本、1990年刊*3) ▽言語学というscience。専門知のかたちを知ること。音韻論にせよ、言語系統論にせよ、古語の復元にせよ、そこには学知の蓄積があり、それは素人によって場当たり的になされうるようなものではない。 ▽以下、webクリップ。 ▼朝鮮語を知る|趙義成の朝鮮語研究室〔東京外国語大学〕 http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/choes/bibimbab/siru/ →万葉集いんちき解釈の一例|趙義成の朝鮮語研究室 http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/choes/bibimbab/siru/intiki.html →古代朝鮮語解読のさわり|趙義成の朝鮮語研究室 http://www.tufs.ac.jp
日本語の方言が始めて西洋の文献に登場するのは、17世紀初期のキリシタン文献においてである。ロドリゲス(Joao Rodriguez)著の『日本大文典』(1604)には、「京へ筑紫に坂東さ」という俗諺が紹介されており、また、『日葡辞書』(1603)には、「方言」と記されたことばが400語以上収録されている。 以来、世界の言語学者が日本語の方言について研究しているが、海外の学者にとっては、日本語の方言はいまだに未知の世界である。方言学研究の国際会議に出席すると、そのような印象を受ける。いろいろな人に日本の方言について質問されるが、本稿では、こうした質問を含め、日本語の方言を専門にする外国の言語学者たちが知りたがっていることに回答するかたちで、以下のべてみたい。 �@ 日本の方言はいくつあるか? 日本の方言の数、分類(つまり、日本で言う方言区画)について尋ねる人は決して少なくない。これは
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