イスラーム文化 : その根柢にあるもの 井筒俊彦著 (岩波文庫, 青(33)-185-1) 岩波書店, 1991.6 タイトル読み イスラーム ブンカ : ソノ コンテイ ニ アル モノ
イスラーム文化 : その根柢にあるもの 井筒俊彦著 (岩波文庫, 青(33)-185-1) 岩波書店, 1991.6 タイトル読み イスラーム ブンカ : ソノ コンテイ ニ アル モノ
メッカ : カラー版 : 聖地の素顔 野町和嘉著 (岩波新書, 新赤版 807) 岩波書店, 2002.9 タイトル別名 カラー版メッカ メッカ : 聖地の素顔 タイトル読み メッカ : カラーバン : セイチ ノ スガオ
・中東で民主主義が定着しない「本当の理由」 〜イスラームをめぐる2つの問題について(賢者の知恵 | 現代ビジネス) 私の中の問題意識にありつつ案外と他の人が指摘している場面を見ないので,この記事で指摘されているのを読んでちょっと驚いてしまった。近代ヨーロッパの発明とは民主主義と自由主義(基本的人権の擁護)は両輪であって,片方が欠ければ長期的には腐敗するということではなかったか。啓蒙専制や自由主義的専制は,夢はあれど時代の徒花であろう。 そして,イスラーム教という宗教自体に民主化を阻害する要因があるのではなく,社会の世俗化がなされていないことが大きな要因である,という本記事の主張には同意する。基本的人権が守られるには明確な政教分離とまではいかなくとも,人権と宗教的価値が衝突した時に人権が優先されるという社会の風潮は最低限必要で,それが達成される程度には世俗化が必要不可欠になろう。イスラーム的
・イスラーム教をなぜ理解できないか(1)「こころ教」のガラパゴス(中東・イスラーム学の風姿花伝) → 大筋で納得するし同意する内容。世俗主義が浸透しきった結果,宗教があくまで個人の心の安寧に関するものとなり,他の側面が捨象されてしまった。これはこの間取り上げた「カルトほど宗教を『まなぶ』と呼称する問題」にも近い。宗教は倫理や哲学というだけではない,ということが忘れられているとは私自身思う。無論のことながら,世俗主義は近代が生んだ便利な発明であり,利点の方が多い。しかし,その視点から世俗主義が浸透していない世界を見ると誤解の元になる。 → 宗教が神秘主義的な側面と律法主義的な側面があるというのは一つの分析概念としてありで,かつ神秘主義的な側面の方向に突っ走るとここで触れられている「こころ教」,もっと言えば宗教の融合や統一という発想,宗教という概念自体への問いなどの方向に進んでいく。今の日本の
フランスで宗教規範への挑戦を続けることがなぜ深い意味を持つのか、分からない人には、いろいろな分からない理由があると思うが、一つ一番欠けているのは、イスラーム教の本来の教えは自由の抑圧をしない、と思い込んでいるから、というのがある。イスラーム教は正しい宗教(イスラーム教)を信じる「自由」を認めているが、正しく...
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く