タグ

大門正克と牧原憲夫に関するshigak19のブックマーク (1)

  • 日本経済評論社 - Critiques

    2016年7月20日、牧原憲夫さんは72歳の生涯をとじた。持病の気管支拡張症が悪化するなかでクモ膜下出血を併発し、4か月を超える闘病生活後に亡くなられた。 牧原さんとは、いくつもの場面を思い出す。なかでも、2004年12月、東京の国分寺駅南口の喫茶店で会ったことは忘れがたい。 当時、私は、小学館でスタートする「全集日歴史」の近現代の編集委員を引き受けていた。一人一冊を書く全集の近現代は四巻。執筆者で真っ先に浮かんだのは牧原さんだった。明治前期を牧原さんに引き受けてもらわなければ、近現代の巻構成は成り立たない。大げさに聞こえるかもしれないが、私は並々ならぬ決意をもって国分寺の喫茶店に向かった。 そのころ、牧原さんはすでに、岩波新書の「シリーズ日近現代史」の一冊を引き受けられており、それを理由に小学館の依頼は固辞された。だが私は引き下がらなかった。ビルの2階の喫茶店の窓側で長い時間がすぎ

  • 1