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2013年8月2日のブックマーク (7件)

  • 超映画批評「風立ちぬ」40点(100点満点中)

    「風立ちぬ」40点(100点満点中) 2013年7月20日 全国東宝系 2013年/日/カラー/126分/配給:東宝 原作・脚・監督:宮崎駿(「月刊モデルグラフィックス」連載) 音楽:久石 譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)  主題歌:「ひこうき雲」荒井由実 (EMI Records Japan) 声の出演:庵野秀明 瀧美織 西島秀俊 西村雅彦 演技を否定する斬新なキャスティング この夏、どころか年度ナンバーワン候補筆頭である作は、「紅の豚」(92年)以来の飛行機映画ということで、強く期待されている。何しろ宮崎駿監督が無類の飛行機マニアであることは、いまや一般の人でも知る有名な事実。作も監督の趣味全開、伸び伸びと作った楽しい作品になるだろうと思うのは当然だ。しかし、そんな風に素朴に期待する人にとって作は強力な地雷になりかねない。 幼いころから飛行機が好きで、いつ

    shigak19
    shigak19 2013/08/02
  • 宮崎ヒロインは背負い、受け入れるーー宮崎駿『風立ちぬ』 | 新刊書籍・新作映画を語る

    宮崎駿の新作『風立ちぬ』を見た。 初見の感想では、もうほんとに宮崎駿は最低であり、最高であると思った。この映画は宮崎駿の「俺は他人にこう見られたいし、こうありたい。そしてこうなりたい!」という我欲がぶちまけられている。同時にそれって、紛れもない「作家」の「作品」であるということだ。人間としてどうなのかはよく判らないが、作家としては極めて正しい。 その我欲が何かを説明する前に、ヒロインの菜穂子について。彼女は言うまでもなくロリコン受けする美少女なのは置いておいて、結核を罹患しており死の淵にいる。来は高原のサナトリウムで安静にしていなければならないのだが、主人公の二郎のそばにいたいと地上まで降りてきて、二郎の飛行機作りを支え続ける。 宮崎駿はヒロインに荷重を背負わせるのが好きだ。いや、背負ってるヒロインが好きというべきか。世界の命運を一身に背負ったナウシカはその代表格だが、シータはあまりにも

    宮崎ヒロインは背負い、受け入れるーー宮崎駿『風立ちぬ』 | 新刊書籍・新作映画を語る
  • 一人のクリエーターによる視点からの宮崎駿監督「風立ちぬ」感想 - やや最果てのブログ

    「浅い! 浅い! お前ら全員浅い浅い!」 「風立ちぬ」を鑑賞した俺は、ネットの海を徘徊しながらそう呻く。 ていうか、当然あるはずの感想がまだ出ていない! 出てこない! 何故だ!? 俺が聞きたかったり見たかったり読みたかったりしたいのは、 二郎がブルジョアだとか、人でなしとか、 その他細やかな「演出」に対する批評じゃなくて、 もちろん他の批評家の顔色を伺ったポジショントークでもなくて…… どうやって刺さったかだよ! この物語がお前らの胸に! 魂にこの映画を突き刺した後の取り繕わない傷口を晒して欲しいんだよ! だから、ここで俺は俺が「風立ちぬ」をどう観たかを忌憚なく書こうと思う。 俺がどう「俺の映画」としてこの映画を受容したかを書く。 なのでここから以下はネタバレ、妄言全開になる。ご容赦願いたい。 さて、「風立ちぬ」だが。 俺にとってはもう、この映画は暫定今年ベスト映画だ。 そして人生の中でも

    一人のクリエーターによる視点からの宮崎駿監督「風立ちぬ」感想 - やや最果てのブログ
    shigak19
    shigak19 2013/08/02
  • 『風立ちぬ』を見て驚いたこと - sombrero-records.note

    宮崎駿の『風立ちぬ』を見ました。かなり驚いたので、感想を書きたいと思います。いわゆる”ネタバレ”がありますので、まだ見てない方は読まれない方が良いと思います。映画を見たこと前提に書きますので、まだの方には意味がわかりにくいかもしれません。 「えっ、当に?」というのが、『風立ちぬ』を見た僕の最初の感想でした。なんとなく美しい話として見てしまう物語の基底が、圧倒的に残酷で、これまでの宮崎映画とは次元がまったく異なっています。 そして、たぶんこの残酷さが宮崎駿の音なのだと思います。今回、宮崎駿は今までよりも正直に映画を作りました。それは長い付き合いで、今回主人公の声を担当した庵野秀明も言っていることなので間違いありません。何より、庵野秀明が主人公役に抜擢されたこと自体が「正直に作った」という意思表示です。庵野さんに対する宮崎監督の評価は始終一環して「正直」というものだからです。今回も「庵野は

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    shigak19
    shigak19 2013/08/02
  • パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    かつて庵野秀明は『紅の豚』について「全裸の振りして、お前、パンツ履いてるじゃないか!」「おまけに、立派なパンツ履きやがって!」と評した。その庵野秀明が主演声優として参加した『風立ちぬ』を観たのだが、宮崎駿の最高傑作ではないかと感じた。宮崎駿がパンツを脱いでいるところが良い。パヤオの立派なパンツに隠されていたチンコは、意外にもデカかったのだ。 『風立ちぬ』はとにかくエロい映画だ。「右手がメカで左手は美少女、そして口からは説教」*1が宮崎アニメの特徴であるが、作のメカニックと美少女はとにかくエロい。単にキスシーンが多くて初夜のときめきが描かれているからとか、飛行シーンが美しいからという理由からだけではない。ヒューマンビートボックスすれすれのとんでもない手法で作られたSEが単なるメカニックである飛行機や自然現象である地震を生き物のように描いているという理由もあるが、どちらのエロさも死と結びつい

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    shigak19
    shigak19 2013/08/02
  • 『風立ちぬ』の感想とか飛行機とか計算尺とか:野尻抱介(尻P)のブロマガ - ブロマガ

    「『風立ちぬ』はポニョではない。安心しろ、ポニョではない」 そんなツイートを読んで、久しぶりにジブリ作品を映画館で観てきた。 その通りだった。『風立ちぬ』は、幻想が交錯したり飛躍があったりするのに、きちんと始まってきちんと終わる、折り目正しい映画だった。こういうのはトトロ以来ではなかろうか。脳天気な娯楽映画になるはずが考えすぎてバランスを失した『紅の豚』の失敗点をきれいに回収していて、宮崎監督の集大成的な作品になったと思う。 この映画は、1930年代の航空機設計者を描いている。 飛行機の設計は難しい。どんな飛行機も調和と妥協の産物で、どこかの性能を伸ばすと別のどこかが悪くなる。映画の主人公、堀越二郎は厳しい制約のもとで、脳裏に描く理想の飛行機に少しでも近いものを作ろうとしている。 二郎は秀才肌で、目配りが細かく、日常で目にするあらゆる事柄が飛行機の設計に結びついていく。煮魚の骨に翼型を見い

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    shigak19
    shigak19 2013/08/02
  • 【浪速風】麻生発言は「あほやなあ」ですむ話だ(8月2日) - MSN産経west

    麻生太郎副総理兼財務相の「ナチス発言」は、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。撤回コメントを読むと、憲法改正の議論は喧噪の中でなく静かな環境で、と言いたかったようだ。言葉足らずとナチスをたとえに出したのが良くない。誤解を招いたのは、やはり失言である。 ▼「あほやなあ」「すんまへん」ですむのに、大事(おおごと)になってきた。いや、野党や一部マスコミは大事にしたいようだ。中国韓国の反発に加えて、今回はナチスに神経をとがらせる米国のユダヤ系人権団体が非難声明を発表した。それみたことか、と海外の反応を持ち出すのは、慰安婦発言でもあったばかりだ。 ▼民主党の海江田万里代表は「ファシズムを正当化していると受け止められる可能性がある」と拳を振り上げた。が、ナチスを賛美する政治家を有権者が選ぶものか。「国益を損ねる」というが、騒ぎ立てる方がよほど国益を損ねる。もちろん麻生さんにはもっと国語力を身につ

    shigak19
    shigak19 2013/08/02
    国際政治の場で「日本アホですなあ」と言われて「済む」話…な訳ない、普段散々「日本の国益」を強調しているのは欺瞞か/あの程度の憲法草案でも支持した有権者は多い、仮にナチを賛美しても当選は有り得る