人の往来が制限され情報統制が厳しい北朝鮮では、外国の情報を入手することは難しい状況です。そんな北朝鮮内で流通しているタブレット端末には、情報統制とスパイ発見のために独自のシステムが組み込まれていることが、Florian Grunow氏らのチームによって明らかにされています。 Grunow氏が北朝鮮製タブレット「Woolim」についてのプレゼンテーションを行ったのは、情報セキュリティ関連の年次カンファレンスChaos Communication Congressの中でした。Grunow氏のプレゼンテーションの様子は以下のムービーで閲覧できます。 C3TV - Woolim – Lifting the Fog on DPRK’s Latest Tablet PC https://media.ccc.de/v/33c3-8143-woolim_lifting_the_fog_on_dprk_s_
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