NTT東日本と西日本は10月18日、携帯電話の番号ポータビリティの実現に向けて接続料を追加するべく、接続約款変更の認可を総務大臣に対して申請した。ただし、具体的な料金については明らかにしていない。 番号ポータビリティとは、携帯電話の利用者が契約する通信事業者を変更しても、これまでと同じ電話番号を引き続き使えるようにする制度だ。 契約者が通信事業者Aから通信事業者Bに乗り換えた場合、番号ポータビリティを実現する方式は2つある。1つはかかってきた電話を事業者Aが事業者Bに直接転送する「転送方式」、そしてもう1つは、事業者Aが一度発信元の事業者に対して『契約者は事業者Bに乗り換えた』という情報を送り、発信元の事業者が事業者Bに電話をつなぎ直す「リダイレクション方式」だ(図)。 この2つのどちらの方式を採用するかは、通信事業者間の個別協議に基づくということが、関係事業者で開催された「携帯電話の番号
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