ロシアの首都モスクワ(Moscow)で反体制政治団体「連帯(Solidarity)」の旗を掲げ、「怒りの日」の反プーチン行動に参加する人びと(2010年3月20日撮影)。(c)AFP/Alexey SAZONOV 【3月21日 AFP】ロシア各地の数十の都市で20日、「怒りの日」と銘打ち、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相を糾弾する集会やデモが一斉に行われた。参加者たちは続く不況に対する政府の無策に怒りを爆発させた。 首都モスクワ(Moscow)では無届の集会に約100人の参加者が集まり、その数を大きく上回る機動隊が出動、参加者数十人の身柄を拘束するとともに、デモ行進ができないよう道路を封鎖した。また北西部のアルハンゲリスク(Arkhangelsk)、シベリア地方のノボシビルスク(Novosibirsk)でも数名が拘束されたと報じられた。 この全国行動は、右派の運動