(2013年5月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 国民戦線は接戦を制し、与党の座を守った(写真は6日、勝利宣言するナジブ・ラザク首相)〔AFPBB News〕 統一マレー国民組織(UMNO)を中心とするマレーシアの与党連合・国民戦線は同国史上最も激しい選挙戦を制し、56年間維持してきた与党の座を守り切った。 ただこれは、多大なる犠牲を払って手に入れた割に合わない勝利だったということになるかもしれない。 非公式な集計によれば、アンワル・イブラヒム氏が3党を短期間でまとめて作った野党連合の得票率は50%に達した可能性がある。80%という投票率からは、現状に不満を持つ有権者が投票所に足を運んだことがうかがえる。 人種に基づく政治に国民はうんざり 与党連合の勝利は、現職の強みによる部分が大きかった。選挙の前には予算のバラマキを行い、メディアに対する強い支配力を存分に利用した。選挙区の区割りは
カレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)中心部のショッピングモールで客を乗せるタクシー(2008年9月6日撮影、資料写真)。(c)AFP 【12月12日 AFP】マレーシアのナズリ・アジズ(Nazri Aziz)首相府相は9日、評判のよくないマレーシアのトイレ設備よりも、国の観光にとってさらに有害なのはタクシーの運転手たちだと非難した。 マレーシアのトイレについては、汚いという苦情が少なくない観光客から寄せられるが、今やそれよりもタクシー運転手に関する苦情が多いという。過剰請求から料金の無理な交渉、メーターの不使用から不作法まで内容は多岐にわたる。 首相府相は「すべてのタクシー運転手が悪いというわけではなく、一部の者たちだけなのだと思うが、それでもすでにマレーシアの悪い評判となってしまっている」と苦言を呈した。 タクシーに関する苦情は世界のどこでも共通して存在するが、マ
マレーシア首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)で、機動隊の催涙ガスから逃げるデモ参加者ら(2009年8月1日撮影)。(c)AFP/Saeed KHAN 【8月1日 AFP】(写真追加)マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)で1日、裁判を行わずに拘束を続けることができる「国内治安法(Internal Security Act、ISA)」に抗議して、約1万5000人がデモ行進した。警官隊約5000人が出動して催涙ガスや放水を行い、モスクやショッピングセンターなど複数の集会場所で抗議デモ参加者ら少なくとも288人を拘束、一帯は大混乱となった。 集会に参加したマレーシアの野党・人民正義党(PKR)の指導者アンワル・イブラヒム(Anwar Ibrahim)元副首相は、催涙ガスを浴びたという。アンワル氏は警察の行為を「不当である」と非難し、ナジブ・ラザク(Najib
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く