臨時議会で議員(手前左)の質問を聞く竹原信一市長(右)と仙波敏郎氏(中央)=鹿児島県阿久根市の阿久根市役所で2010年8月25日午後1時19分、矢頭智剛撮影 鹿児島県阿久根市で竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)に向け署名運動を進めている「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長、約30人)は25日、署名数が1週間で請求に必要な有権者の3分の1(約6700人)を超え8420人分に達したと発表した。市長解職の是非を問う住民投票の実施はほぼ確実となった。川原委員長は「勢いはこちらにある。今後も署名数を増やせるだけ増やしたい」と述べた。 署名期間は8月17日~9月17日。市選管の審査や公開(縦覧)を経て署名が有効と確定すれば、11月中にも住民投票となる。竹原市長は、有効投票の過半数が解職に賛成して失職した場合、出直し市長選への出馬を明言している。 リコール委は20~40代の若手市民で構成