中国・陝西(Shaanxi)省の長青(Changqing)村で、基準値を上回る鉛が検出された児童らの検査結果を示す児童の親ら(2009年8月18日撮影)。(c)AFP 【8月20日 AFP】中国・陝西(Shaanxi)省宝鶏市鳳翔(Fengxiang)県の鉛精錬工場が原因とみられる児童の鉛中毒問題で、国営新華社(Xinhua)通信は18日、血液から基準値を超す鉛が検出された児童の数が851人に増加したと伝えた。 同県長青(Changqing)村の児童1016人が検査を受け、851人の血液から基準値を上回る鉛が検出された。そのうち、170人以上が入院措置となっている。これまで、基準値を上回る鉛が検出された児童は615人とされていた。 同県の住民らは17日、工場に押しかけ、トラックを破壊するなどして抗議した。同工場は閉鎖が命じられている。 検査を受けた児童からは、血液1リットルあたり100-5