いかにも生徒にナメられてそうなシングルマザーの教師(松たか子)。言うことも本やテレビからの引き写しみたいで、さえないことこの上ない。しかし……。 フッフッフッ 史上最弱が・・・・・・最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィ マギィーーーーーーッ!! おっと躊躇なくジョジョネタが出てしまった。でも、ホントにそんな感じの作品。「殺したのは、誰?」的なコピーから推理ものに近いのかと思っていたが、その誤解が解けてからは、ずっとニヤニヤしっぱなしで見られた。 最高の露悪ギャグにして風刺ギャグ・松たか子の鬼気迫る演技・「なわけねーだろバーカ!」を何度繰り返すば気が済むのかという複雑なプロット。どれも大変レベルが高い。 私は鑑賞中、次のような作品を連想した。 『バトル・ロワイアル』(小説版・コミック版) 『プレステージ』 『DEATH NOTE