オスロ(CNN) ノルウェーの爆弾テロと銃乱射事件で逮捕された容疑者が書いたとみられる1500ページ以上の文書が、事件当日にインターネット上に掲載されていたことが分かった。欧州からイスラム教徒を追放する「クーデター」などを主張する内容だった。 地元メディアによると、逮捕されたのはアンネシュ・ブレイビク容疑者。文書の執筆者は同じ名を名乗っている。 1513ページに及ぶ長文で、9年前から書きためていたとみられる。執筆者は「愛国抵抗運動」の指導者を自称し、欧州で長期にわたる内戦が起きると予告。2030年までを第一段階、70年までを第二段階として、最終的には2083年にクーデターが起きて欧州諸国の政権が倒され、「文化マルクス主義者や多文化主義者の処刑」「イスラム教徒の追放」が実現するなどと述べている。 イスラム教徒からはこれまでに自身や知人が暴力などの被害を受けてきたと主張。移民受け入れに寛容なス