南スーダン東部ジョングレイ(Jonglei)州ピボル(Pibor)郡で避難生活を送る人びと(2012年1月5日撮影)。(c)AFP/UN/ISAAC BILLY 【1月13日 AFP】家畜をめぐる対立から民族衝突が激化している南スーダン東部ジョングレイ(Jonglei)州で11日、新たな襲撃があり、女性や子ども多くを含む57人が殺害された。 12日夜のバルナバ・ベンジャミン(Barnaba Marial Benjamin)情報相の発表によると、襲撃があったのは同州ウロル(Uror)郡のウェク(Wek)村。この村はロウ・ヌエル(Lou Nuer)民族が住む地域にあるが、敵対するムルレ(Murle)民族60人ほどが武装して村を襲撃し、ウシ2万頭を連れ去ったという。 夕方5時ごろから夜中まで続いた襲撃で57人が死亡、53人が負傷したという。死者の大半は女性と子どもで、男性は11人だけだった。 南
国連平和維持活動(PKO)のため日本の陸上自衛隊施設部隊が派遣される南スーダンの東部ジョングレイ州で11日、対立を続ける民族間の新たな衝突があり、AP通信は13日、地元当局者の話として57人が死亡したと伝えた。 陸上自衛隊の先遣隊本隊が近く首都ジュバに入る予定だが、現場はジュバから離れた地域。 同当局者によると、ムルレ民族の武装集団が11日、同州の村を襲撃し、ロウ・ヌエル民族の住民を殺害した。40人が行方不明という。 両民族は家畜の牛を奪い合うなどして以前から対立。昨年末からロウ・ヌエル民族側が同州のムルレ民族の町ピボルを襲撃、多数が死亡し数万人単位の避難民が発生しており、今回の襲撃は報復とみられる。(共同)
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